先日ある会合で

お坊さんと話す

機会がありました。

 

 

滅多にお話し

することがないので

この機会を逃すまいと

 

 

教員同様

お坊さんも

成り手が

減っている

そうですね?

 

 

 

 

とお聞きすると

神妙な面持ちで

 

 

「減ってる

なんてもんじゃ

ないですよ。

 

 

毎年1000人近く

減っていますよ。

 

 

寺の数だって

2000年から

5%弱減ってねぇ。」

 

 

と嘆いて

おられました。

 

 

 

 

経営が

うまく行って

いるのは

 

 

都市部の

大きな

お寺だけで

 

 

あと10年

そこそこ

寺の数は

30%減少する

予測されている

そうです。

 

 

 

 

ただ

さらに深刻なのは

地方のお寺。

 

 

宗教法人を

解散したくても

 

 

寺域が広いだけに

建物を壊して

更地にするのに

莫大な費用が

かかるため

 

 

やめるに

やめられない

厳しい現実

あるのです。

 

 

 

 

近現代社会における

未曾有の人口減少

あらゆるところで

 

 

問題を引き起こして

いることに

頭を抱えました。

 

 

 

地域コミュニティの

ハブ的役割を

長きに渡って

果たしてきたお寺。

 

 

担い手の高齢化

檀家さんの高齢化

地方から都市への

人口流出

 

 

日本社会停滞の

要因によって

 

 

ここにも暗雲

立ち込めている

現状です。

 

 

 

一番心配なのは

急激な社会変化によって

 

 

生きづらさを感じる人

多くなってきている

現代において

 

 

神様、仏様のような

見えない存在による

癒しを求める人々

 

 

行き場が

なくなって

しまわないか

ということ。

 

 

 

 

願わくば

建物としての

お寺がなくなっても

 

 

仏様に仕えて

きた方々

 

 

その修練の中で

得た真理を

 

 

地域コミュニティの

なかで

伝え続けて

いただきたい。

 

 

そう願った

お坊さんとの

出会いでした。

 

 

では、また明日!

 

 

 

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