先日

駅前の広場で

待ち合わせを

していると

 

 

まだ

よちよち歩きの

幼い子

 

 

お母さんと

一緒に

通り過ぎて

いきました。

 

 

 

 

かわいいもんだなぁ

思って見ていると

 

 

その子は

躓いて、こけて

泣きはじめました。

 

 

 

 

必死になって

泣いている姿に

 

「あらま!」

 

と思って

見ていると

 

 

ぼくの視線の先に

同じぐらいの

幼い小さな

男の子

 

 

立ち尽くして

いました。

 

 

 

 

こけた子が

泣いている姿を

食い入るように

見てる姿を

 

 

手を引いていた

お母さんは

 

 

「痛かったんやねぇ。

さぁ行こうか!」

 

 

と声をかけて

早く歩くように

促します。

 

 

 

 

と、その瞬間!

 

 

 

 

じっと

見ていた

男の子も

泣き始めました。

 

 

 

 

幼い子に起こる

典型的な現象

 

 

久々に

目にしたことに

 

 

ぼくは興奮し

ずっと見入って

しまいました。

 

 

 

自他意識

未発達な

1歳半ぐらいまで

よくあることです。

 

 

保育園などで

一人の子が泣くと

 

 

周囲の子が

つられて

泣き出すのも

同じ理由です。

 

 

 

 

この状況に

お母さんは

どんな対応を

するのだろうと

思っていると

 

 

こけたこどもの

お母さん

 

 

「痛かったねぇ

こけて

どこが痛いの?

 

 

こけたら

痛いんやねぇ」

↑この原因と結果を確認するあたりもすごい!

 

見事に

共感的に

関わって

おられました。

 

 

 

 

秀逸だったのは

もう一人のお母さん。

 

 

なかなか

動こうとしない

男の子に対して

 

 

頭をなでながら

 

「一緒に泣いて

あげてるの。

 

あの子こけて

痛かったんだねぇ。」

 

肯定的な声掛け!

 

 

 

 

2人の超ド級の

咄嗟の一言に

感動しました。

 

 

 

 

ところで

自他分離

 

 

つまり

自他意識の成長

 

 

他者との

コミュニケーションや

 

 

他者への

感情理解

思いやり行動の

基盤となります。

 

 

では

自他意識は

どうやって

育つのか…

 

 

つづきは明日へ!

 

 

 

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