昨日
ぼくが顧問として
かかわっている
私立小学校の
運動会に
行きました。
お昼前の
プラグラムは
100年近く歴史ある
学校においても
古くから
取り組んでいる
マーチンバンドと
集団演技のコラボ!
一緒に座っていた
副校長先生に
説明をして
いただき
演技を
見せていただくと
小学生とは
思えないほどの
ハイレベルな
演奏とシンクロ。
ここまで
できる
こどもたちの
能力の高さや
がんばりに
感動しました。
これだけのことを
4年生から
6年生まで全員で
仕上げたという
一体感は
私立小学校
ならではの経験でしょう。
それとともに
ここまで指導
なさった先生の
指導力や意志の強さ
思いを伝える力に
感銘を受けたので
終わってから
お声を掛けさせて
もらいました。
すると
意外な話を
お聞きしました。
曰く、昨今の
授業時数確保や
運動会の簡素化
の流れによって
この伝統演技を
見直している
とのことでした。
やめることも
選択肢のようでした。
しかし
ここまで積み上げてきた
こどもたちの
帰属意識や
先生の指導ノウハウを
考えると
心惜しく思いました。
授業時数の確保も
運動会の簡素化も
こどもの実態とは
ちがう部分のお話。
こどもからすれば
来年は自分たちも
伝統演技ができる
という憧れとか
たとえ
目立たない役割でも
演技者の1人として
かけがえのない役を
になった自負心とか
様々な
プラスの効果が
あるのです。
伝統はそもそも
時間をかけないと
できないことです。
それを築くためには
努力や工夫だけでは
無理です。
どんなに望もうとも
すぐに手に
入らないからこそ
誰もが
得たいと
考えるのが
伝統です。
こどもたちへの
効果が如実に
わかるだけに
ディテイルは
時代に合わせて
変わって良いので
何とかして
この伝統演技を
残せないのかなぁ
と思いました。
では、また明日!