77年前の今日
日本国憲法が
施行されました。
以来
1950年代の
安保闘争と
自主憲法制定の動き
1990年代の
自衛隊の海外派遣に
端を発する
9条をめぐる論争
2000年代の
小泉政権下での
国民投票制を
中心にした
憲法改正議論
2010年代の
安倍政権下での
集団的自衛権行使に
端を発する
憲法改正議論
振り返ると
経済成長著しい間は
議論が激しくなることは
なかったようです。
日本国憲法は
世界的に見ても
改正されていない
唯一の憲法です。
改正せずとも
解釈で
様々な問題を
乗り越えて
来られたのも
その単語数の
少なさが要因と
言われています。
要は
曖昧な部分が多く
裁量が可能だった
ということでしょう。
そんな
憲法において
ぼくが関心を
持っているのは
憲法第26条第2項
『すべて国民は
法律の定めるところにより
その保護する子女に
普通教育を
受けさせる
義務を負ふ。
義務教育は
これを無償とする。』
という条文です。
解釈のしようによって
小学校から
高等学校までを
無償化することが
可能なのです。
こどもが
教育を
受けるかどうか
ではなく
受けたいこどもが
無償で学べる環境を
作ることが重要だ
と思っています。
教育は
こどもが未来を
切り開くための
唯一にして
最大の武器
でもあります。
生まれた環境や
経済的・家庭的環境に
左右されず
こどもたちが
公平に
教育の恩恵を
享受できるような
環境を大切にしたい!
そう思った
憲法記念日でした。