世間では華やかに

クリスマスイブを祝う今夜

 

 

これまでなら教会に行って

主(イエス・キリスト)の降誕を祝う

ミサに参加していたものです。

 

 

しかし今年は転職を機に

働き方も変わり

今夜もお仕事!涙

 

 

 

今頃ミサが始まっているんだろうなぁ。

 

 

なんて思いながらPCに向かっています。

 

 

そんなクリスマスに寄せて

「祈ること」について

ふと考えました。

 

 

祈るをググる(←ちょっと古い言い方かも)と

 

 

1 神や仏に請い願う。

神仏に祈願する。
2 心から望む。願う。

 

と書いていました。

 

 

教会でのお祈りは

 

 

文字どおり神様との対話や

聖母や聖人に神様への取り次ぎを願う

 

 

といった説明を聞いたことがあります。

 

 

ただぼくはもう一つの意味が

あると思っています。

 

 

 

 

ぼくが高校生のときに

大阪市西成区にある釜ヶ崎に

ホームレスの方々のための

炊き出しや毛布配りのボランティア

行ったことがあります。

 

 

あるときシスターのお手伝いとして

食器洗いをしました。

 

 

寄付やボランティアで成り立っている活動のため

いつものように洗剤をスポンジにつけて

洗おうとすると

 

 

「そんな無駄遣いを

してはいけません。

寄付をいただいた大事な洗剤です」

 

 

と注意をされました。

何とも恥ずかしい思いでボランティアを終え

帰り際に挨拶をして一言

「シスター、色々教えてくれて

有難うございました」

と添えると

 

 

 

シスターは笑顔で

「有難うね。

あなたのことを

いつも祈っていますよ」

と言いながら手を合わせておられました。

 

 

 

あなたのことを大切な存在として

いつも気に留めていますと

 

 

言われているような気がして

寒い冬の最中に心に温もりを

感じたことを憶えています。

 

 

それ以来

ぼくも大切な出会いや

一期一会でお世話になった方に

「あなたのことをいつもお祈りしていますね」

というようになりました。

 

 

クリスマスイブの今夜

皆さんの心の中にいる

一期一会ながらも忘れることができない人のために

少しの間静かな心で

お祈りしてみるのも良いかもしれませんね。

 

 

では、また明日!

 

 

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