「母子関係が崩れるぐらいなら

お受験をやめた方がマシ!」

 

 

小学校受験を控えるお母さん方に

ぼくがいつも言うことです。

 

 

「なんで宿題しないの?」

→ こどもの頃の僕も含めて

宿題を喜んでする子はほぼ見たことないです!

 

 

「前にやったでしょ!」

→ 一度やったことを覚えられるなら

それは天才です。ぼくなんて何回も…涙

 

 

「やらないならお受験もう止める?」

→ やらせたかったのはひょっとして

お母さんかも…

 

 

こうやって思いどおりにいかないことで

母はイライラ

子はイヤイヤ

 

 

こどもなら誰しもが持っているはずの

自己効力感や好奇心はズタボロになってしまいます。

 

 

ぼくはよく講演会で保護者様に

昔の信号機と今の信号機の絵を並べて

「どれが今の信号機でしょう」

と問いかけます。

 

 

 

 

多くの人が自信なさげです。

 

 

そんなとき

「信号なんて毎日見てるでしょ!

さっき会場に来るときも信号あったじゃない」

とお母さん口調で言います。←いじわるでしょ笑

 

 

見ていることと

知っている

分かっていることとは違う

のです。

 

 

塾の先生方は毎年同じような学齢の子たちを

相手にその時期のこどもの感じ方や

反応を知った中で

色んな仕掛けをして

 

 

見たことある

やったことあるを

知識や知恵に変えていくのです。

 

 

ぼくの問いかけに答えられなかった

保護者は恐らく帰り道に

信号機を見て確認するはずです。

 

 

そうして得た知識は

そう簡単に忘れません。

まさにこれがプロの仕掛けなのです。

 

 

有名大学にきょうだい全員が合格したという

お母さんが語るのは

飽くまでご自身の体験からくる

モーレツ子育て論!

いくら多くても10人

日本なら

平均2,3度の経験値です。

 

 

だからこそ誰にでも当てはまるものではありません。

 

 

教育のプロは

何十人を毎年繰り返し見てきています。

 

 

子育てと教育は根っこの部分では違うのです。

そう思うと少し肩の力を抜いて

プロの教育者に任せた方がいいなぁって思えませんか?

 

 

では、また明日!

 

 

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