長野駅と志賀高原を結ぶ急行バスでJCBのタッチ決済が使えるようになったとのことで、使ってみた。
私は毎年志賀高原にスキーに行っていたので、このバスもよく利用していた。
スキー客はジリ貧状態なのだが、スノーモンキーパークに行く白人観光客が年ごとに増えていた。スノーモンキーパークは志賀高原の麓にあり、同じバスを利用する。目につく白人客は間違いなくスノーモンキーパーク(昔のバス停名は「上林温泉入口」だった)で降りていた。
ちなみに長野県全体ではスキー目的の白人観光客は増えていたのだが、志賀高原へのスキー客は少なく、野沢温泉や白馬に来るスキー客が日帰りでスノーモンキーパーク(地獄谷野猿公苑)を訪れる、という状況だった。
その辺の話は、ここを参照下さい。
この頃、スノーモンキーパークの訪問者はほぼ外国人だった。
それはさておき。
ここを通る急行バスでクレジットカード決済ができるというのは、外国人にとっても便利なこと。しかし、今は外国人観光客が入国できないので、あんまり意味はないかもしれないけど、国境が解放された時の練習としては、いいタイミングかも。
12月終わりの日曜日の朝、長野駅で志賀高原行きのバスを待つ。多客期にはバス待ちの列に係員が回って切符を売る。この日も切符を売りに来たけど、「クレジットカードで払いたいです」と言ったら、切符を買わなくて済んだ。というか、バスでクレジットカードを使えることをみんな知らないでしょ。
発車間際に白人のグループが来て、やっぱり切符を売っていた。この時期だから日本に住んでる人なんだろうから、クレジットカード払いする必要性は薄いんだろうけど、なんの案内も無さそうだった。
ちなみにこのグループ、やっぱりスノーモンキーパークで降りたけど、降りる時に切符が出てこなくて手間取っていた。クレジットカード払いならこんな時間のロスもなくて済んだのに、とか思ったりもした。
車内では、シートポケットにタッチ決済の案内が入っていた。
ご覧の通り、日本語のみ。2年前なら考えられない状況。英語と中国語の説明は必須じゃないの?今のうちに用意しときましょうね。
さて、バスを降りる時に運転手さんに「JCBの」タッチ決済で、と告げる。
手順は上のパンフレットに書いてある通りなんだけど、パンフレット通り決済画面には「VISA」だけで「JCB」と書いていない。iPhoneのウォレットを当てても反応しないから、「ん、駄目?」と思う。
しばらくすると、決済済み画面が出た。承認に時間がかかるみたい。これ、みんなキャッシュレス決済だったら相当時間がかかるよ。ここは改善点だと思った。
ちなみにこのバスの背面。
「カンタン便利」って感じでもなかったよ。
ちなみにこのバス、予約制ではなく満員になれば続行便が出るというシステム。行きは1号車に乗ったけど、帰りは続行便だった。続行便ではキャッシュレス決済できず。
とりあえず色々改善して普及させてもらいたいと思った。