日本で初めてPRIDE指標 @work with Pride2016
work with Pride(ワーク・ウィズ・プライド)2016 の会場に来ています。
今年は、日本で初めて LGBTに関する企業などの取り組み指標
“PRIDE指標” の表彰式がありました。
受賞した企業の数、79社!
一気に表彰されるこんなに賑やかなステージは、
初めて見たかもしれないです。
外資系企業の日本法人だけでなく、
国内の蒼々たる会社の名前が。
関心の高さを伺えました。
2020年のオリンピック・パラリンピックを前に
各社、ダイバーシティへの取り組みが本格化しているんですね。
約550人が入る会場も報道席を含め満席でした。
1 Policy:行動宣言
2 Representation:当事者コミュニティ
3 Inspiration:啓発活動
4 Development:人事制度、プログラム
5 Engagement/Empowerment:社会貢献・渉外活動
この5項目をもとに選考し、
ゴールド(5点満点)、シルバー(4点)、ブロンズ(3点)が
発表されました。
会場で参加した方とお話してみたら、
「自分の会社がこうした取り組みに遅れているから、
来年の応募を提案できたらと、
研究員ですが、、一人で来てみました」
と語る方や、
「この日のために全て準備してきたので、今日だけは
来年のことは忘れます!」
と清々しい表情で話す方も。
先月、開かれたエンジン01 文化戦略会議主催の
LGBTについての講演会では、
「当事者の思いを直接、聞いた上で
自分の会社の労働組合に人事制度のことなど
提案したい」
と、名古屋から夜行バスで駆けつけた生命保険会社の方が
いらっしゃったり。
0から1へ
いえ、
マイナスから1へ
揺り動かすには、
想像がつかないようなエネルギーがいるかと思いますが、
統計の数字や企業名、
当事者、*Ally(アライ) 関係なく
“もっといい社内環境にしたい”
そうした、一個人の気持ち、言動から
この大きな変化は、起きているんだなと
強く感じました。
微力ながら、私も一伝え手として
発信し続けていきたいです。
(発表された受賞企業を、いち早くリポートさせていただきました)
この動きが 次は、地方にも広がって、
はやく 誰もが 自分らしく 自然体で暮らせるように
なれたらいいな。
*Ally(アライ):LGBTを積極的に支援し、行動する人のこと
【受賞企業・団体】
(運輸)
エヌ・ティ・ティ・ロジスコ
全日本空輸
日本航空
日本トランスオーシャン航空
(エネルギー)
関西電力
(金融)
ゴールドマン・サックス
J.P.モルガン
ドイツ銀行グループ
日本におけるAIGグループ
野村証券
バンクオブアメリカ・メリルリンチ
みずほフィナンシャルグループ
モルガン・スタンレー
UBSグループ
(サービス)
アウト・ジャパン
アクセンチュア
EY税理士法人
エクシオジャパン
NTTクラルティ
NTTラーニングシステムズ
エフネス▽Diverse
電通
トロワ・クルール
Nijiリクルーティング
パームロイヤル
プラップジャパン
ペンシル
リクルートスタッフィング
(情報通信)
NTTコミュニケーションズ
NTTドコモ
NTTファシリティーズ
ガイアックス▽KDDI
日本IBM
NTT
日本マイクロソフト
楽天
(製造)
クボタ
ストライプインターナショナル
ソニーグループ
日本たばこ産業
パナソニック
富士通
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス
(法務)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
長島・大野・常松法律事務所
外国法共同事業法律事務所リンクレーターズ
(保険)
アクサ生命保険
住友生命保険
第一生命保険
ライフネット生命保険