きょうのニュースの深層(朝日ニュースター)
宮崎県の口蹄疫問題で、伝説の種牛「安平」も含まれる
宮崎牛の種牛49頭が、31日にすべて殺処分されました。
残る宮崎牛の種牛は同県西都市で国が特例として経過観察を認めている
主力の5頭だけとなります。
5頭については、29日まで行われた検査では感染は確認されておらず、
宮崎県は、ウイルスの潜伏期間などを考慮して、
6月4日まで、毎日、検体を採って検査を続けることにしています。
5月30日時点で感染・感染疑いは238例、
これまでに殺処分対象となった牛豚などの累計頭数は、
163,492頭(牛30,002頭、豚133,474頭、山羊8頭、羊8頭)となりました。
宮崎県は31日、口蹄疫対策のため殺処分を前提に、
未感染の牛や豚にワクチンを接種した農家の損失補償を
盛り込んだ総額426億円の一般会計補正予算案を正式に発表し
6月県議会に提案する予定です。
鳩山首相、口蹄疫対策で1日、発生が確認されてから、
初めての宮崎県を訪問し、東国原英夫知事と意見交換する予定です。
超党派の議員立法で成立した口蹄疫対策特別措置法などに
ついて説明するとみられます。
宮崎県と自民党議員は種牛だけでも特例措置で避難させてほしいと、
5月の上旬に要請を出しましたが、赤松農水大臣が許可を出さなかったため、
種牛の避難が遅れ、結局は種牛さえも殺処分の対象となってしまいました。
6月1日(火)きょうのニュースの深層
は
「口蹄疫被害拡大 政府の対応は適切だったのか?」
をテーマに
ゲストに宮崎県出身の
古川禎久 さん(自民党衆議院議員)
をお迎えして
この被害はウイルスの強さが問題だったのか。
政府の対応は迅速・最適に行われたのか。
そして今からできる事は何なのかを
古川議員と共に考えます。
平日夜8時は、ニュースの当事者と真っ向勝負!
ニュースの深層にご期待ください!!
※
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