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手稲山・発寒川からの手紙

北海道の野生動物や自然の状況についてなど手書きの絵などによって詳しくお伝えします。

いつもの年より

寒くて

雪が多い

西野の


元旦の

朝焼け



①三角山

手稲山・発寒川からの手紙





②石狩湾
手稲山・発寒川からの手紙




③上の写真の1時間後

手稲山・発寒川からの手紙







④裏の山(手稲山)
手稲山・発寒川からの手紙



手稲山・発寒川からの手紙 NO,179 2013年1月12日発行



手稲山・発寒川からの手紙


 昨日は、久しぶりに陽が射し、川沿いを歩いた。「渓流橋」わきの公園で一服。白樺の乾いた枝葉の向こうに手稲山の頂が見えた。




手稲山・発寒川からの手紙NO.153(2012年11月10日発行)


手稲山・発寒川からの手紙

西野の木々は、10月30日と11月3日の冷たい雨風でほとんど落葉。

視界を遮られていた石狩湾が街の向こうに。




手稲山・発寒川からの手紙
水彩色鉛筆で描く
手稲山・発寒川からの手紙




7月に描いた月山橋(左股川)
手稲山・発寒川からの手紙








秋の気配が!

 7月から続いた30℃を超える”灼熱”の日がやっと終わりそうだ。

 隣家の庭のハギと空き地のススキの花穂が咲き始めたから・・・・・・


手稲山・発寒川からの手紙

手稲山・発寒川からの手紙

手稲山・発寒川からの手紙 NO,139(2012年9月13日発行)


手稲山・発寒川からの手紙

ヒマワリ

この冬に、車庫で乾かしたタネから育苗。



手稲山・発寒川からの手紙
前庭を埋めたマツバボタン





手稲山・発寒川からの手紙
ムクゲ

このピンク色のムクゲは1本だけで、白花ムクゲから2週間遅れて咲く。寒さに弱いので毎年雪囲いをする。

 8月11日(土)の昼下がり、家の南側のブロック塀に這い上る葛(クズ)蔓を両手でもつ大きな剪定鋏で除草中、両手首(シャツと手袋の隙間)を同時に蜂に刺された。傷みを感じた瞬間、左手に止まっている黄色い横縞の入った2センチほどの蜂が眼に入った。



手稲山・発寒川からの手紙

手稲山・発寒川からの手紙
 家に逃げ帰り、刺し口を水で洗い、今度は完全防護をしてから巣を探しに出かけた。意外にも塀から3m内側の建物の窓枠に巣が4個もできており蜂が出入りしていた。駆除剤(市販のキンチョール)を噴射して数秒間で蜂を殱滅した。



手稲山・発寒川からの手紙

 剥ぎ取った巣と蜂を持ち帰り、手元の図鑑で調べたが、クロスズメバチにもフタオビドロバチにも似ているがほんとうの種名はわからなかった。



 翌日、手の甲が熱をもって腫れた。日曜日ゆえ翌日の朝一番に、近くの皮膚科医院に出向いたが、“お盆休み”で休診だった。その翌日、治癒した。




手稲山・発寒川からの手紙 NO,126 2012年8月15日発行


手稲山・発寒川からの手紙
 濃黄の花びらで背の低いこの草花が庭の片隅に一昨年現れ、昨年は2株、今年は4株に増えた。葉はスイセン、花形と茎先の蕾の着き方はランに似ている。手持ちの図鑑ではわからない。



グスコーブドリの伝記


手稲山・発寒川からの手紙

Subject:『グスコーブドリ』を観た(札幌から)

 数日前に伊藤家の皆さんと映画をみた。夏休みだというのに子供たちの姿がなく3分の2は空席だった。四季を彩った北国の舞台背景はすばらしかった。昭和の初め離農したわが家のその後と、Mの軌跡を重ねながら観た。いい作品だった。余談だが、『ネズミはどこへ行く?』を絵本にしようと構想をねっていたときだったのでいろいろな角度からよい参考になった。





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↑原発事故の賠償責任を負わせずに、゛国有化”による東電への実質的な救済措置をきめた政財業界の画策を克明に追跡調査、分析している。







 砂利を敷き詰めた隣家との境に、いまポピーが咲き乱れている。この北方系のポピーは中国の西北部、砂漠の荒野に聳え立つ五天山に生えていた。帰国後、『野の花のスケッチの会』に加わったが、講師はなんと学生運動・職員組合運動を一緒にやった植物学者のHMさんだった。彼は中国大陸から集めてきたゴマ粒よりさらに小さいポピーのタネを分けてくれた。わが家の庭にこのポピーを播いたのを忘れていた3年後に赤・橙・黄3色の花をやっと咲かせた。その後は、タネの自然落下で庭のあちこちに群落を拡げた。



移植の難しいポピー

 友人に分けてあげようと播種、育苗には成功したが、植え替えは何度やっても失敗した。些細な直根の傷が理由らしい。ちいさな苗を差し上げた3名のうちのひとりしか移植に成功していない。あるいは肥沃な土地には不向きなのかもしれない。わが家の周囲には1m巾で砂と砂利が敷き詰めてある。飛散、落下したタネは根を外圧で傷をみつけられることはないからだろうか?



壁沿いに咲くポピー


手稲山・発寒川からの手紙

手稲山・発寒川からの手紙










手稲山・発寒川からの手紙
↑水彩



手稲山・発寒川からの手紙
↑クレヨン



手稲山・発寒川からの手紙
↑クレパス



手稲山・発寒川からの手紙
↑パステル

 湿地(河川敷)の土を馬の背のように筋状に盛り上げ、その背の部分に樹木が植えられていた。ネズミ対策としては、ほぼ完璧で、溝底のネズミの巣をブルの重圧で破壊、さらに樹木周囲の除草もされていた。苗木の若い頃は毒餌の散布もおこなわれ、木の丈が2mを越すようになってからは、1mの高さまでの幹を硬貨ビニールの網で巻いて、積雪下でのネズミの食害を防ぐようにもしていた。だが、この冬は昨年のネズミ数の増加と2mを超える多積雪によって近年にない大被害を受けた。




手稲山・発寒川からの手紙
↑網を食い破って幹を齧る



手稲山・発寒川からの手紙
↑棘のある栗皮をネズミ避けに



手稲山・発寒川からの手紙
↑網を噛み砕いてつくった巣




手稲山・発寒川からの手紙
↑木の根元に置いたヒトデの粉末




感想・・・1 この植栽地は、河川敷にある湿地帯でエゾヤチネズミがすみやすい。さらに積雪が2mをこえて雪解けが遅れ、空腹ネズミによる林木食害が起きやすい。


感想・・・2 “泥亀さん”の残した「山川草木の会」に加わる多くの市民が、苗木の植え付け・草刈り・ネズミ防除に工夫や苦心をかさね、汗を流している姿を想像することができほんとうに良かった。


                              M,MAN


手稲山・発寒川からの手紙 NO,106(2012年6月14日発行)