クロテン(貂・Sable) | 手稲山・発寒川からの手紙

手稲山・発寒川からの手紙

北海道の野生動物や自然の状況についてなど手書きの絵などによって詳しくお伝えします。

隣の空き地
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隣家のイチイの垣
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ツツジの冬囲いの上
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玄関脇の積雪

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 1月3日の朝、玄関脇の庭の雪にクロテンの足跡が残っていた。毎年この頃にキタキツネはやって来るが、イタチ科の「けもの」の訪問は初めて。おそらく、年末の急な大雪で、餌の獲物が森で捕らえにくくなったのだろう。



クロテンとは?

 北海道と朝鮮半島・ユーラシア大陸北部・シベリアに生息。(本州にはキテン)。イタチの仲間。木登りが得意で樹上のリスや地上のウサギやネズミを捕食。昭和のはじめまでは高級な毛皮を得るため乱獲されたが現在は禁猟。最高級の“セーブルの毛筆”を“C画伯”がネットオークションで低価格で手に入れている。