森を追われた野ネズミたちの逆襲 | 手稲山・発寒川からの手紙

手稲山・発寒川からの手紙

北海道の野生動物や自然の状況についてなど手書きの絵などによって詳しくお伝えします。

1 北国の平和な森
手稲山・発寒川からの手紙
 この森には、エゾヤチネズミ、ミカドネズミ、アカネズミ、カラフトアカネズミ、ヒメネズミがすんでいました。山奥の針葉樹林には、小粒の木の実や虫を食べる小さなヒメネズミが。広葉樹林には大粒の木の実を食べるアカネズミがすんでいました。ミカドネズミは森の中で木の実を探したり、林の外の草原や畑で草の実を食べて生活することもあります。エゾヤチネズミは、川べりの草原で草(食物繊維)を主食にして生活しています。