バカボンのパパから教わる 「 あるがまま 」 | 哲人クニちゃんのブログ

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あさきゆめみしゑひもせす

大阪で大きな地震がありましたが
自然災害か人工地震かは置いて、
自然現象だとしても
人間の感覚では
今まで大きな災害がなかったような場所でも
何百年、何千年、何万年という単位では
人の命を脅かすような
大きな自然現象は起きています。


人間にとっては災害でも
地球にとっては必要な営みなのでしょう。
必要以上に恐れることはありませんが
備えあれば患いなしですね。

6月 17日 ( 日曜日 ) に
新聞の 「 読書 」 という記事を読んでいました。
2ページにわたって
色々なジャンルの本の紹介をしている記事です。
その中で仏教関係の本の紹介で


・・・ 「 目覚めた人をサンスクリット語で
バカボン 」 と言って、
「 これでいいのだ ~ 」 は
「 あるがまま、ありのままを受け入れる 」
という悟りの境地に通じている ・・・


という記事に関心を惹かれました。
それでネットで
「 サンスクリット バカボン 」 で検索して
面白い記事を見つけたので
転載して紹介します。


元記事はこちら 

⇒ 『 バカボンのパパから教わる 「 あるがまま 」 』

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バカボンのパパから教わる「あるがまま」

2014年 10月 14日  •  Mind  &  Heart
 

赤塚不二夫著の 「 天才バカボン 」 をご存知ですか。
この愛されるギャグ漫画において、
インド思想を背景として
語られているものがいくつかあります。
後に、本人の解説において
違う意味を説明されていますが、
この関連については多くの諸説があります。

「 バカボン 」 とは 「 薄伽梵 ( バギャボン ・ バガボン ) 」
= 仏教用語でお釈迦様の敬称であり、
サンスクリット語の 
「 Bhagavan ( バガヴァーン ) 」
「 Bhagavad ( ヴァガバッド ) 」
= 全知全能者、覚れる者という意味で
“ Buddha ( 仏陀、ブッダ ) ” と同義語を漢訳しています。

バカボンのパパは、出産と同時に歩行して
「 天上天下唯我独尊 」 と語った。
これも、お釈迦様が生まれた時に七歩進んで
「 天上天下唯我独尊 」 と言ったところにつながります。

有名なバカボンのパパの言葉
「 これでいいのだ 」 は
“ あるがまま ” 
“ ありのままを受け入れる ”
という悟りの境地なのです。

インドの哲学書 「 バガヴァッド ・ ギーター  」 は
“ 神の歌 ” と言う意味の
「 行いのヨーガ ( カルマヨガ ) 」 について
書かれたヨガの経典です。
これは、期待や見返りを手放して、
自分のすべき行いにのみ心を集中することや、
苦しみや悲しみの根源を知り、
その束縛から心を解放して、
本当の意味で自由になり、
いつでも満ち足りている生き方の教えや、
ヴェーダ ( 聖典 ) のエッセンスでもある
「 Tat Tvan Asi ( タット トヴァン アシ ) 」
= “ You are That. 
( あなたが全体であり、真実である ) ”
といった内容をバカボンのパパは一言で表しています。

さらに、 「 レレレのおじさん 」 についても、
実際にお釈迦様の弟子である
「 チューラパンタカ 
( 周利槃徳 = しゅりはんどく ) 」
がモデルになっていて、
妙法蓮華経によれば、
自分の愚かさに苦しんでいた時に
お釈迦様より命じられて
毎日掃除をして唱えるという修行の後に
「 真に払い除くべきものは、
実は自分の心の中の塵であり埃なのだ 」
と悟りをひらいたといいます。
そう思うと、なんとも深い哲学的なマンガです。

そして、 「 タリラ ~ リララ ~ ン 」 は、
チベットのターラ菩薩の真言でもあると言われていたり、
バカボンの弟である
天才 「 はじめちゃん 」 は東京大学名誉教授で
インド哲学 ・ 仏教学者である
中村元さんから名づけられたとか。

赤塚不二夫さんがときわ荘で住んでいた部屋は、
「 ブッダ 」 の著書である
手塚治虫さんから譲られた部屋です。
当時、石ノ森章太郎さんや
藤子不二雄さんなども住んでいたときわ荘で、
哲学的な会話がされていたかもしれないと
想像が広がります。
そんな情熱のエネルギーが共鳴して、
歴史を作った数々の作品が
生み出されたのかもしれないですね。

赤塚不二夫さんの葬儀では、
タモリさんが白紙を前に読んだ弔辞の中で、
故人を次のように称えています。

「 あなたの考えは、
すべての出来事、
存在をあるがままに、
前向きに肯定し、
受け入れることです。
それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、
軽やかになり、
また時間は前後関係を断ち放たれて、
その時その場が異様に明るく感じられます。
この考えをあなたは見事に
一言で言い表しています。
すなわち 『 これでいいのだ 』 と 」。

起こったことにとらわれず、
そのままを
「 これで、いいのだ ! 」 と
いつでも自分に言ってあげられるように。
そして 「 たりらりら ~ ん 」 と、
心も身体も軽やかに毎日を生きる知恵を
バカボンのパパから教わり、
日々、幸感力を磨いていきたいですね。

【 参考 】
・ バカ田大学講演会 + フジオ ・ プロ著
『 天才バカボンの大神秘 』 ( KKベストセラーズ )


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「 島唄 」 という歌や
「 アンパンマンのマーチ 」
深い意味が込められているというのは
聞き知っていましたが
子どものころ単なるギャグマンガとして
読んでいた
「 天才バカボン 」 という漫画にも
深い意味があったとは
知りませんでした。


おまけの画像は
庭や菜園の花の画像です。


一つ前の記事に載せた
真上から撮影した黄色いユリを
横から写した画像
花は上を向いています。

 

 




白いユリの花
これは横向きです。

 

 




ピンクのユリは
上を向いています。

 

 




花びらが丸い形のアジサイ

 

 




サボテンに黄色い花が咲いています。

 

 




最後は花ではなくて
まだ小さいカボチャです
どれくらいの大きさになるのでしょうね。 
ニコニコ

 

 




おまけの動画は

天才バカボンの
【 意味が分かると怖い話 】
「 かわった友だち 」 とは ?


記事の内容とはほとんど関係ありませんが
ちょっとシュールな内容なので
載せてみました。 
ウインク
 

 

 

 

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