弊社、前田金属所では少量から行える粉砕テストも承っております。

 

お客様からのお問合せで最も多いのが、「〇〇を粉砕したいんだけど、いくらかかる?」と、いうものです。

 

弊社に実績のあるアイテムなら粉砕後のサイズを考慮して、おおよその単価をお伝えする事ができるのですが、実績の無いアイテムもたくさんあります。

また、物性や素材は同じアイテムでも、粉砕する前の原料サイズによっても粉砕する前に処理をしなくてはならないのか、多段的に粉砕していかなくていけないのか、などによって単価は異なってまいります。

 

よって、こういう場合にお伝えする単価というのは、含みをもたせた単価をご提示せざるをえません。つまり最大でいくらぐらいかかる。という具合にです。

 

上限価格をご提示させて頂く事によって、もしくは上限価格をご提示して頂く事によって、そこからは弊社の持てる技術を駆使することで、なるべくお客様に納得して頂ける単価まで下げていくのです。

 

そこで弊社では下記のような試作テストフローをもって、ご提案を頂いた案件に取り掛かってまいります。

 

①無償テスト

まずはお客様に粉砕したいアイテムをご用意して頂き、弊社の保有粉砕機にて粉砕テストを行います。

この時にご用意して頂くアイテムは5kg程度からとお願いをしております。もちろん数量はご相談にのります。

粉砕機というのは、どうしても機械内に排出されずに原料が残ってしまう事があります。

この試作テストで行うことは、まず目的の粉砕粒度(サイズ)まで粉砕できているか、また粉砕品の形状などです。そしてお客様が納得できる品物を作れているかの確認をして頂きます。

こちらは無償でテスト粉砕をさせて頂きますが、単価につながる詳細な粉砕データはご提示しずらいと思います。

 

②有償テスト

①で粉砕されたアイテムをお客様が使っていただけるとの判断をして頂いた上で、次は単価につながるテストとなります。

このテストではおおよそ本生産に近い形の粉砕工程ラインを組んで、継続的に原料を投入する事で時間あたりの生産量や歩留まり、粉砕形状に変化がないかなどのデータをとっていきます。

このテストにおいては機械の準備やメンテナンスも必要となってまいりますので、1回のテストで費用を頂いております。この時の費用はお預かりする原料の量によっても変わってまいりますので一概には言えません。ご相談ください。

 

③本格生産

①で粉砕品の状態をクリアし、②で加工単価やその他の条件をクリアできれば、晴れて本格生産となります。

 

 

弊社がこのような試作テストのフローをとっているのは、基本的にはお客様の『粉砕する事で良いモノを作る』というチャレンジ精神を応援する為です。

新しいチャレンジするのにいきなり高価な費用がかかるとなると、なかなか上司の許可がおりないとか、アイデア段階でとん挫してしまう事があります。

 

まずは無償でテストして頂く事で、ある程度の道筋をみつけて頂く第一歩をなれば良いなと考えております。

 

粉砕する事で新しい可能性をお考えの方、どんな事でも構いませんので、弊社までご相談からでもして頂けたらと思います。

 

お問合せ先 (営業メール)m.masatsugu@asahi-net.email.ne.jp

        (電話)0774-23-0480