前田金属所の事業 ~その③
受託粉砕加工事業とは。
お客様となる企業より依頼を受けて行う、粉砕事業です。
基本的に私たち、前田金属所は原料の手配をお客様にして頂きます。
もちろん運送コストや企業のつながりとして私たちが手配した方がメリットがある場合は
代わりに行います。
原料は食料品や医療品のような人体に影響のある物でなければ何でも受け付けています。
樹脂・金属・木材・紙・鉱物など事業を展開してから様々な原料を粉砕して参りました。
粉砕と一口に言っても方法や工程にはたくさんの種類があり、
その中でも前田金属所はミリ単位の粉砕を最も得意としております。
同業他社では数ミクロン(1/1000ミリ)~100ミクロンまでの粉砕を行う、『微粉砕』や
大きい原料を潰す『粗粉砕』などがあります。
そういった企業とも連携をしながら、ご依頼を頂いた企業の希望にあったサイズ(粒度)にまで
粉砕をします。
ここで前田金属所への問い合わせ~本受注までの流れをお話させて頂きます。
①ご依頼企業からの問い合わせ
→ここではご希望の粉砕粒度や原料の種類など簡単にお伺いさせて頂きます。
②弊社担当者からのヒアリング
→お問い合せを頂いたら粉砕事業の担当者より、更に詳しく内容をお伺いします。
品質管理や過去の実績からのご説明、原料に対する詳細なデータなど。
③プレテスト粉砕
→テスト粉砕前に弊社に実績が無いような原料でしたら、まずは粉砕が可能かどうか
弊社の保有している機械で対応が可能かどうかなどを見極めます。
サンプル原料としては数kg程度で、実績がある場合は行わない場合もあります。
※数種類の希望粉砕粒度がある場合もこの時にサンプル品を提出します。
④テスト粉砕
→実際に受注を頂く前に生産性や粉砕工程を調べます。
これにより具体的な粉砕加工賃を算出し、粉砕加工費用としてお見積りを致します。
⑤本受注
→加工賃や梱包形態や運賃、その他お客様と双方が納得した段階でお受けします。
⑥生産から出荷
→お預かりした原料をご希望の粒度まで粉砕し、梱包、指定日時に出荷します。
基本的に①~③までは無償で対応させて頂きます。
テスト粉砕は、加工賃が決まる前ですので「粉砕一式」として費用を頂きます。
本受注になると生産性も分かっておりますので、「kg単価」で費用を頂きます。
弊社にご依頼を頂ける企業は本当に様々な業界の方がおられます。
『粉砕』は簡単な様で、専門の知識が必要であり、また品質管理においては
細心の注意を払ってご依頼を受けております。
粉砕粒度の少しの違いで、次の工程に大きな影響が出る分野です。
そういった事から少しでもご依頼企業とは距離を縮め、お互いに意見交換を
行った上で、双方が納得できる形で話を進めて行きたいと考えております。
最後に食品や医療品などの人体に影響のでる分野の受託粉砕は弊社の
協力企業であります、マエダ・スーパー・テクノでご依頼を受け付けておりますので
興味がございましたら、こちらも含めてご依頼をお待ちしております。
マエダ・スーパー・テクノ HPリンク