少子高齢化が進んでいる現在の日本ですが、併せて労働人口も減少しております。

 

製造現場を考えてみますと、各製造メーカーは自社の主たる製品を

より高品質で、より良いものを作る事に注力すべきであり、限られた人員は

その場に集約し、レベルの高い役立つ製品を世に送り出すべきだと

私は考えておりますが、減少しつつある労働力は本当にそこに集約できて

いるのでしょうか。

 

各製造メーカーは粉砕品を原料として使用したり、製品として粉砕品を作っておられる

企業様もあると思いますが、原料として粉砕品を使用されている企業様は

メーカーから購入した原料を、より使い易くするために粉砕して使用されていると思います。

その粉砕する工程は果たして上記の主たる製品を作るにあたってどれぐらいの

ウェイトを占めているのか?

また、粉砕品を作っているメーカーは粉砕工程は製品にどれぐらい寄与しているのか?

 

粉砕品を原料としているメーカーは、製造する製品の質に注力するべきであり

例えば樹脂の成型メーカーでは成型するものの形状や強度などがそれにあたり、

注力する部分はそこだと思います。

また、粉砕品を作っておられるメーカーは、粉砕前の物性が注力する部分であり

粉砕工程はお客様が要望されるから行っていると思います。

 

ここでタイトルの『内製か外注か』につながるわけですが、

本当に自社の製品に必要な工程で粉砕工程があるなら別ですが

自社の成型不良品を粉砕しリサイクルするとか、注文数量が少ない粉砕品など、

オマケ(言い方は悪いですが)で粉砕をしているのであれば外注してみては

いかがかと思います。

 

弊社、前田金属所は粉砕に関してはプロフェッショナルでありますし、

自社で内製されているよりもコストが安くすむ可能性があります。

実際に弊社に問い合わせを頂けるお客様もそういう方が増えてきております。

 

例えば、注文数量が落ちてきている粉砕品だけど、つきあいがあるから

少量でも社内の粉砕機を使用している。だけど人員を回したり

数日しか稼働しない粉砕ラインを置き続けるのはもったいないといった内容であったり、

注文数量がすくないからカタログから外したい。だけど供給責任があるからとか、

自社で発生するNG品や端材をリサイクルする為に粉砕しているが

そこに貴重な労働力を回したくないから外注を考えているなど。

 

自社内で粉砕機・粉砕工程をお持ちの各メーカーさん、時流に合わせて

外注で粉砕するという事も検討して頂けたらと考えております。

 

粉砕に関するお困り事やお悩み事をお持ちの企業様、

なんでも構いませんので、一度、弊社までご相談いただけたますよう

宜しくお願い致します。

 

◎粉砕依頼・お問い合わせ

前田金属所 (営業)前田

TEL  0774-23-0480

Mail  m.masatsugu@asahi-net.email.ne.jp