【SL】第70回全国高等学校スキー大会北海道予選会 | ALPINE SKIER MAEDA SISTERS 公式ブログ 

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夢にときめけ 明日にきらめけ 目指せ世界一☆

 

◆朝里川温泉スキー場

レース会場へ続く

鉄の階段…。

 

MAXで板5台に

リュック背負って

上がったことも

ありました。

 

理利のレースを

応援できるのも

今日で最後。


俺の中では

最後のレース観戦、

俺が見れる

理利の

最後のレース

 

 

◆でも、なんだろう…

不思議と寂しさはない。

悲壮感も

ありませんでした。

 

やっぱり3年前。

理利を

小樽に送り出したとき、

俺はそこで

綺麗さっぱり、

割り切れたんだと思う。

 

俺の役割はもう終わり。

あとは自分で

何とかしろって。


良い結果も、

逆の結果も。

 

 

 

 

 

◆最後、

理利が俺の前で

カッコ良く

「勝利」

を見せたい気持ちは

痛いほど

伝わってきました。

 

もう何年も

勝ってないからね…

 

最後に優勝したのは

それこそ

3年前の朝里の

ユースレースじゃ

なかったかな?

 

 

◆勝ちたかったと

思うけど、

1本目2位から

2本目

まさかの

4位転落。

 

15シーズン。


200戦以上、

滑って来た。

 

俺の前で滑った

最後のレースは

悔しい結果に

終わりました。

 

 

◆この15シーズン、

本当に色んな事が

ありました。

 

良いことも、

悔しいことも。

 

割合を示したら

良いこと1%

悔しいこと、

思いどおりに

ならないこと、

99%。

 

で、俺が実際に

滑るわけじゃないので

本当に

腹立たしい

思いをしながら

いつもいつも

過ごしていました。

 

◆けど、

この15シーズンで

理利が与えてくれた

1%の感動は

俺にとっては

何よりも特別で

感動を与えてくれた

特別な時間でした。

 

音威子府とか

和寒とか

田舎の小さな

ローカルレースでの

優勝を目指して

滑りだしてから、

北海道レースで勝ち、

本気で

オリンピック金メダル

目指した時期も

ありました。

 

◆でも理利の目の前には

次から次に強敵が

登場し、

勝つために、

負けないために、

必至で戦いました。


でも、いつの間にか、

目の前にいた

ライバルたちに

追い付くどころか、

後から来た選手たちに

追い越されていました。

 

◆俺が見てあげれるレース。

厳しいことも

たくさん言いました。

 

俺と一緒に居たころは

あり得ないほど、

厳しい練習もしました。

 

夏も冬も

死ぬほど練習しました。

 

それも全て、

もう終わりです。

 

◆悔しい思いを

しないために…

 

いや全ては

勝つために。

 

世界で一番になるために!

 

それは3年前以前の

過去記事に

たくさん思いを込めて

書いてあります。

 

 

◆この15シーズン。

 

俺みたいな

短気で

ワガママで

自分が1番の人間が、

理利のために

歯を食いしばって

よく耐えたと思います。

 

『我慢できるうちは

我慢した方が良い。』

よく、言われました。

 

◆この前、

ぼんやり

ラジオを

聞いていると

こんな話が

流れてきました。

 

子供は放っておいても

成長します。

 

親の心配をよそに

周りが育ててくれて

勝手に成長し、

親が居なくても

子供はいつか

大人になります。

 

でも、

親は子供にたくさんの

時間とお金、

愛情を注いで、

悩まされ、困らせれ、

色んな思いをしながら、

その経験を通じて

初めて子供から

本当の親に

してもらうそうです。

 

今日、理利が生まれて

18年目にして

俺は自信を持って

胸を張って

理利の父親に

なれた気がします!

 

◆弱いくせに、

一人で何もできないくせに、

生意気なことばかり言って、

俺を困らせましたね。笑

 

でも、

俺にとっては

最後の最後まで、

一生懸命頑張ってくれた

期待を裏切らない

勝ち気で

頑張り屋さんの

可愛い娘でした。笑

 

 

◆悔し涙を流すことは

決して悪いことでは

ありません。

 

涙の量は

理利が頑張った

努力の証です。

 

涙を拭いて、

立ちあがり、

前を向いて

笑顔になり、

いつか今日の涙を

自分の強さに

変えてください。

 

◆俺もたくさんの

悔し涙を流して来たから、

理利とここまで

頑張れたんだと

思います。

 

 

◆たくさんの夢と感動、

特別な時間をありがとう。

 

理利がいつか母親になり、

子供たちに

たくさんの愛情を注げる

優しいママになれたとき、

何でも良いから

スポーツの世界で

戦う姿を見たとき、

その結果を

理利が母親として

優しい気持ちで

受け入れるとき、

初めて今日の

俺の気持ちが

わかると思います。

 

◆結果はともかく、

この二日間で

理利は

GS&SL

全国大会出場を

決めました。

 

戦績を振り返れば、

中学1年生から

高校3年生まで

GS&SL

 

6年連続で

2種目共に

パーフェクトで

全国大会へ出場する

「北の雄」

 

冷静に振り返れば、

こんなビッグチャンスを

手に入れている選手は

やっぱり

なかなか

いないのです。笑

 

◆理利と積み重ねてきた

この経験、

このブログ記事、

いつかドラマか

映画にしてもらって、

俺は一獲千金☆

大金持ちの

スーパースターに

なるからな☆

 

俺役の主人公は

市原隼人!笑

 

理利役は誰かな?笑

英恋役は誰かな?笑

 

◆これからも

馬鹿でも良いから

馬鹿しか描けない

デカい夢を持って生きよう!

 

◆あと1回!

チャンスはある!


来月のインターハイは

携帯速報での

応援になります。


理利劇場

『最終回』


日本一になるのは

もはや奇跡かも

しれないけど、

それでも何か

『奇跡』

起こしてくれる

気がするのです!笑

 

◆理利が

小学1年生で

初めてキロロで、

スポーツハウスカップ

決勝大会で

『奇跡』

と言われた

あのレースを制して

優勝を決めたとき、


俺はトイレに隠れて

泣いていました…。

 

◆最後のインターハイ

 

無冠のヒロインを

返上に行く最後の

チャンスだな!

 

もう一度、

俺がトイレから

出て来れないくらい

号泣させてくれや…

 

永遠のスーパースター

 

無冠のヒロインへ…

 

◆小樽双葉高校スキー部

玉川監督、後藤コーチ、

選手のみんな、

応援の父兄の皆様、

お疲れ様でした☆