昨日の自民党総裁選挙の裏側で、私は地元代議士の事務所に電話をした。目

「お願いがございます。私は派遣として働いている社員です。また、地方は中小企業が沢山あります。(中略) どうか、経済を立て直して下さい。経済が回らなくては、全ての政策は回りません。(中略)私の自宅にも、貴党が政策として掲げている会報を郵送してください。」

普通なら、代議士と地区市議が有権者宅を訪ねて御願いを受けるのが常識だが、私はその反対の手段を取った。これも選挙直前の土壇場の御願いと選挙の裏事情と言うことだと考えつつ、過去15年間の政治活動を振り返って原点とは何かを模索した結果だった。

政治と選挙の怖さ。これに尽きる。

前田 直貴