ここ十数年と、ネットワーク社会が定着してから、各著名人を中心とした人物像や活動歴を掲載したWikipediaが話題を呼んでいる。その傍らで、不祥事などの事項も記載している。

しかしながら、これについても曲者だ。何故ならば、誰が何処で、其の対象人物である著名人の調査をしたのかを明確にせずに、誰かから聞いたことを丸写ししているかの様な又聞きに過ぎない記事が目立ち、全く信憑性に著しく欠ける内容文が多い。一つ間違えば、ペンの暴力に成りかねない。言いたいことがあるなら直接、本人と話し合うことが大切だ。無論、会えば恐さを感じるから、ネットワークで書きたい放題なのが実情ではある。

従って私は、何時でもそうだが、直接対面してから人間性を見るようにしている。その一方で、昨今、コロナウイルスによる過剰報道は行き過ぎなだけである。ソーシャルディスタンスを忘れたのか?要は、マスクを着用して間隔を空けて対面すれば良いだけの話である。マスコミ報道だけを頼りにしては行けない。

前田 直貴