確定から1年&セカンドオピニオン | maeda-papaのブログ

maeda-papaのブログ

ブログの説明を入力します。

ちょうど1年前の今日。11月21日、試験開腹にて膵癌確定。っと


人生で一番短く感じた1年かもしれない。


上手く言えないけど、癌になって初めて気づく事がたくさんあった1年でもありました。


家族。会社の仲間。友人。本当に感謝です!




と言う事で本日はセカンドオピニオンについて。。。


3月上旬に陽子線治療が終わり、仕事をしながら化学療法を淡々と受ける日々。


癌発覚以来、心の中には手術を受けなければ5年生存率は0,2年でも数%・・・


という事がずーっと心の中にありました。ただ私の主治医は手術には否定的。確かに、道内では2~3番に入る膵癌手術実績のある病院。手術ができる状態ならば試験開腹などとは言わずずそのまま切ちゃってるよね(;^_^A


主治医曰く、私が今手術をしても100%再発する。たとえ手術をして余命を半年伸ばせたとしても確実にQOLは低下し後悔するよ。それなら、食べたいものを食べ、行きたいところへ行き、やりたいことをやる。その方が私のためだと言うのだ。。。(ある意味2度目の余命宣告(ノ_-。))


可能性があるとすれば、陽子線治療を受けた結果、癌細胞がすべて死滅。又は1年半~2年様子をみて癌が増悪していないことと転移や拡大がないこと。(膵癌の放射線治療は効いていてもCTでは影が残ってしまう。半年~1年をかけ縮小する人もいればそのままの人もいる)そうすれば手術の可能性を検討しても良いかな。。。という・・・


陽子線治療を受け癌細胞が死滅していれば手術の必要もないと思うのだが、場所的に開腹以外確定ができない癌の為なんとも悩ましい。。。

それと、最大の不安は、ネットの情報がありふれる世の中、陽子線や重粒子線のみで完治した情報がない!ということ。

先端医療のため、まだそこまでの調査ができていないのか?他の癌では完治の情報もちらほら・・・


私が、70歳や80歳で子供も成人していれば諦めもつくかもしれない。。。(その年齢の闘病中の方、ごめんなさいm(_ _ )mでも、いま癌になったからこそ言える本音です。)

0ではない限り。たとえ0・1%でも生きられる可能性があるのならば手術をしたい。たとえ術中死しても構わない。ただ死を待つのは嫌だ!


まだ俺は37だど~!!!子供も4歳と3歳。これからが子育て本番だど~!!!



前置きが長くなりましたが、そんな心境で後から後悔もしたくないので、手術ができる病院を探しをしてみることにしました。


とは言っても情報源はネットのみf^_^;   マウスでポチリ。


自分の癌は自分のみ。同じ膵癌でもひとそれぞれ。。。 ポチリ


膵癌 すいがん スイガン 手術 門脈 上腸間膜 etc・・・  ポチリ


探すこと数日6月に入り、自分なりに行き着いた候補は2件。


①愛知県 名古屋大学付属病院


②石川県 金沢大学付属病院


主治医に話すと意外と歓迎?自分のためでもあるだろうけど、家族のためにも私以外の意見を聞くことは良いことだと。データもすぐに用意してくださいました!


まずは名古屋にピューン✈


①の理由。

日本でも有数の手術件数。

HPでのやる気σ(^_^;)


結果

なんと!6月の受診でしたが8月以降で、本人の強い希望があれば手術してくれるとの事。だだし、門脈や上腸間膜動脈周囲は剥ぎ取ることしかできない。再発の可能性は高いという事。もちろん開腹し他に転移があればその時点で手術中止。普通の病院では100%手術適応外。など決して良いことは言いません。ですが、最後に、先生が日本で1番激しい手術をするよ。。。と。。。ただでは死にたくない自分には最高の言葉を頂きました。

しかも、北海道から来るのであれば通院はできない。手術前に北海道でできるだけ検査を受け名古屋に来たら即手術だね。と言う事で、そのまま入院の説明を受け主治医へのお返事は送りたい資料もあるので直接主治医へ郵送しますということで病院を後にしました。





名古屋は素晴らしい街でした!希望の街 名古屋www




2週間後金沢へピューン✈






②の理由

門脈や上腸間膜動脈まで浸潤していても血管を切り取り再建する手術をしてくれる。 ピッタリ(ノ´▽`)ノ

HPでのやる気σ(^_^;)


結果

落とし穴がありました。。。

それは、門脈上腸間膜動脈まで浸潤のです

俺が馬鹿なのか・・・日本語は難しい・・・

要するにどちらか片方ならば再建できるが両方は無理。と言う事で撃沈。ただ、金沢大学付属病院では1年、増悪や転移がなければ手術もいいんじゃないか。というお言葉を頂き後にしました。



ちなみに、名古屋に行ったとき序でなので名古屋駅近くの○○トラル病院でもセカンドオピニオン。膵癌手術では有名な先生がいます。が、会って30秒で手術は無理だね・・・淡々とできない理由を・・・30秒で32500円www高かったな~という思いでだけが残っています。(ノ◇≦。)しかし1つの現実であることは確か。すべてが自分の思い通りの返事が返ってくるわけがありません。が今の俺はこの記憶、消し去ります。



以上の内容を主治医(M先生)に報告。


M先生。8月は絶対に早すぎる。せめて1年は待ちなさいと。

そして、昨年12月に保険適用になったFOLFIRINOXで残っているだろう、癌を叩いてから手術。そうして再発率を少しでも下げる。と言うのも1つの手だよと・・・(本来FOLFIRINOXは手術不能患者に限って保険適応)もしかしてだけど♪ステージダウンだってあり得るカモ!人の体はわからない!www


あれほど手術にこだわっていたのに、なぜか妙に納得。たぶん、自覚症状が全くなし。確かに胆管にステントは入っているが痛くも痒くもない。本当に癌なのか?と思えるほど元気だからなのだろう。


という経緯で、盆明けからFOLFIRINOX開始となるのであった。



にほんブログ村