5年ぶりの開催です。


枕崎市総合防災訓練を立神中学校で開催しました。


今日の訓練は大地震が発生し、津波警報が発表されたという想定での訓練でした。


早期避難、そのサポートのための地域の自主防災組織の動きなど、本番を想定した訓練がおこなわれました。









また、鹿児島水産高校がこれまで取り組んできたFMラジオの臨時災害放送局を初めて訓練の中で開設しました。


これは、鹿児島水産高校のある本市の強みです。






訓練の最後は鹿児島県地域防災アドバイザーの福崎純孝氏による講演会。





これまで我が国で発生した災害の事例、その時の市民の行動、心理、自分だけは安全だという正常性バイアスの怖さを改めて認識することができました。


「起こらないだろう」と「起こったらどうする」、この認識の違いが命に直結する、まさに認識が変われば行動が変わる、その典型です。


そして、「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識の必要性、自主防災組織の実効性を高めることの必要性を感じられる訓練となりました。


昨今の異常気象、予想しにくい台風や局地的な豪雨といった不確実な中で「想定外を作らない」しっかりとした準備の重要性を感じることでした。


暑い中、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。


枕崎市長 前田祝成