9月のコラムは、来月開催のかごしま国体について。



 10月7日から17日までの11日間、いよいよ特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」が開幕します。開始前開催も含め陸上など正式競技37競技や高校野球(硬式、軟式)の特別競技1競技、パワーリフティングなどの公開競技5競技の全43競技に加えて、鹿児島県在住者対象のデモンストレーションスポーツ36競技も行われることになっているようです。まさに国民のための体育大会という感じです。今回の国体は、本来2020年に開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大によって中止され、その後、佐賀県や滋賀県などの後催県のご理解とご賛同により、今年の開催が実現したものです。また、国民体育大会いわゆる「国体」として開催される最後の大会となるということです。来年からは国民スポーツ大会、「国スポ」となります。最後の国体を県民みんなで盛り上げたいですね。

 鹿児島県で開催される国体は昭和47年(1972)の「太陽国体」以来、51年ぶりとなります。太陽国体の時、私は小学校2年生でしたが、枕崎市はレスリングの会場だったということは憶えています。試合を観に行ってはいませんが、その頃はまだ現在の総合体育館ができておらず、枕崎高校の体育館が会場だったという記憶があります。そして、もう一つ記憶に残っているのは、唯一の私の競技観戦だった自転車のロードレース。桜山小学校近くの国道225号でロードレースを見学した記憶が微かに残っています。

 あれから51年、ここ枕崎に国体が帰ってきます。枕崎市の開催競技は、皆さんご承知のとおり「なぎなた競技」です。この広報まくらざきでも紹介していますが、鹿児島県チームの上位入賞が期待される種目です。まずは市民みんなで全国からの選手の皆さんを温かく歓迎し、鹿児島チームをみんなで応援しましょう。


枕崎市長 前田祝成