本日、南九州市で開催された指宿枕崎線シンポジウムに参加しました。
素晴らしい、中身の濃い、2時間半の旅でした。
えちごトキめき鉄道社長で、千葉県のローカル鉄道・いすみ鉄道を一躍全国区に押し上げ、地域創設を実現された鳥塚亮さんのローカル線の価値を創り出す数々のアイデア、熱い思い、が語られた講演会。
そして、フリー鉄道アナウンサー田代剛さんのナビゲートによる、鳥塚さんと枕崎市の中原水産社長の中原晋司さんによるトークセッション。
鳥塚さんの『鉄道は夢と希望を乗せて走っている』、『日本は田舎があるからいい国』という言葉、そこに在るからこそ生み出せる社会的便益というお話に、勇気と愛をいただきました。
尊敬するコピーライター、仲畑貴志氏のJR九州のCMのコピー、『愛とか勇気とか見えないものを乗せている』という名コピーを思い出しました。
トークセッションでは、中原さんの目から鱗のいろんなアイデア、発想に感銘しましたし、「まだまだやれることがあるな」と感じることができました。
頴娃おこそ会の葛岡克紀さんも60年前の国鉄の制服を着て、トークセッションを盛り上げ、サポートしていただきました。
ローカル鉄道への皆さんの熱い思いを感じられる、そして鉄道150年、指宿枕崎線60年の今年が、いろいろな意味で勝負の、大事な年であることを実感しました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
枕崎市長 前田祝成