3月議会で「市長等の給与に関する条例及び枕崎市立病院事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について」(市長等の給与に関する条例の一部改正)の議案が否決されました。

 

この条例改正案は、私の一期目就任後の平成304月から4年間続けてきた「市長給与月額5%、副市長給与月額4%、教育長給与月額4%の減額措置」という附則を削除し、特別職三役の給与を本来の形に戻そうという提案でした。

 

この条例改正案が賛成1反対12の反対多数で否決されました。

 

総務文教委員会の審議には議会から市長の出席要請があり、質疑がありました。

 

毎年、特別職給与については特別職報酬等審議会の審議にはかり、特別職の本給の妥当性の審議に加え、私の政治的判断で行っている三役の月額給与減額措置についての意見をいただいております。

 

今回も同様、特別職給与の報酬等審議会の審議を経て、「三役の給料の本則の額は据え置くことが適切と判断。ただし、三役給料の減額支給を廃止することについては、本来、本則の給料額で支給されるべきものであり、新型コロナウィルス感染症への対応など三役の職責はますます重くなってきていることなどを考えると、減額措置を廃止することは妥当であるとの意見で一致。」という答申を受けて、議会に提案させていただきました。

 

本会議での委員会報告では、「委員(議員)から、市長が基本的な姿を守りたい(本則の給料額に戻す)という気持ちは分かるが、今のコロナ禍の中で市民も受け入れ難いとの意見や、今の状況ではコロナ禍で給料を上げたと市民に捉えられるのではないかとの意見があり」反対という説明がありました。

 

私の政治的判断で行ってきた減額措置でしたが、このように議員の皆さんのご意見があり、否決となりました。

 

この結果は真摯に受け止め、この件に関しては、改めて私なりの判断をしていくことと考えています。

 

枕崎市長 前田祝成




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