公益社団法人全国漁港漁場協会の「新長期計画策定に向けた全国集会」が昨日、新橋のニッショーホール(旧ヤクルト会館)で開催され、その中で枕崎漁港の事例発表をする機会をいただきました。


漁港漁場全国大会は全国各地の漁港都市で毎年開催されており本年は函館での開催が予定されておりましたが、昨年、今年と2年連続コロナ禍で中止となっていました。


しかし、現在進行中の国の漁港漁場整備長期計画が今年度計画最終年を迎え、来年度からの新たな5年間の長期計画を策定中とのことで、全国大会の規模を縮小して東京での今回の全国集会となりました。


水産庁からの新長期計画の策定方針の発表、全国各地の漁港漁場協会員との意見交換などが行われた会合で、「枕崎漁港における高度衛生管理化と漁船大型化への対応」について発表しました。


枕崎漁港で一体的に進めている「枕崎漁港高度衛生管理基本計画」に沿った漁港整備について、高度衛生管理荷さばき場、さらには漁船の大型化に対応した現在進行中の水深9m岸壁の拡張整備の状況を発表させていただいたほか、「防災減災国土強靭化5カ年加速化計画」で進められている「護岸の嵩上げ・離岸堤」の事業も紹介させていただきました。


発表の最後には、PR動画『枕JAZZ』も紹介〉


地球温暖化の影響や、近年の異常気象による水産資源の変化、自然災害に加え、漁業従事者の高齢化・後継者不足などさまざまな課題のある水産業ですが、〜夢と活力ある漁港漁村を次世代へつなぐ〜  という今回の全国集会のテーマにあるように、漁港の将来に希望を持って進んでいけるよう、今後も取り組んで行くことを改めて確認した集会に参加させていただき、心から感謝です。


本市も、枕崎漁港を中心とした産業力のさらなる向上を目指して進んでいかねばならないと感じています。


今日の南日本新聞朝刊でも昨日の事例発表を取り上げていただきました。


ありがとうございました。


枕崎市庁 前田祝成


〈11/11 南日本新聞より〉