9月は、野球場について。「ほんきゅうじょう」として親しまれる、枕崎のフィールドオブドリームス。



フィールド・オブ・ドリームス


 市営野球場を改修しています。

 昨年度は、内外野のフェンスをコンクリートフェンスからラバーフェンスにして、1塁側・3塁側のダグアウト(ベンチ)も改修、ネット裏から3塁側にかけて高さ20mの防球ネットを新しく設置しました。また、球場周りも整備して球場東側に駐車場のスペースを整備しました。今後、バックスクリーンやバックネット、外野の防球ネット、スコアボードなども年次的に改修していく予定です。今回の改修を機に、4月には枕崎高校と鹿児島水産高校の交流戦をスタートさせました。中学生の硬式野球・ボーイズリーグの県大会も開催しました。今後も幅広く大会の誘致や大学野球をはじめとしたアマチュア野球のキャンプ、合宿誘致なども積極的に進めていく計画です。もちろんこれまで通り、軟式野球の学童大会をはじめ、多くの大会を開催していきます。

 枕崎市営野球場、昭和41年につくられて、これまでさまざまなドラマを作ってきました。この球場にいろんな思い出を持っている市民のみなさんが多くいらっしゃるのではないでしょうか。通称『本球場』、みんな「ほんきゅうじょう」と呼んで親しんできました。地域少年野球大会では、毎年決勝戦がこの球場で行われますが、1回戦で負けてしまっても運よくこの「ほんきゅうじょう」で1回線を戦えると、それだけで少し得をしたような、そんな夏の思い出ができる野球少年には特別な場所でもあります。まさに、枕崎の野球の聖地。小学生も中学生も高校生もおとなたちも、プレーする人も応援する人も、ここで思い出をつくっていく。野球少年たちはここで成長していく、まさに『私たちのフィールド・オブ・ドリームス』、これからもみんなでこの「ほんきゅうじょう」を育てていければと思っています。


枕崎市長 前田祝成