梅雨期、台風期を迎えるにあたり、災害発生の未然防止を図るとともに、災害発生時の避難・誘導体制を整備することを目的とした、県と市町村合同による防災施設の点検、災害箇所の点検および避難誘導態勢の確認等を行なう県下一斉防災点検が行われました。


本市では、洪水調節量の確保を主目的とする防災農業用ため池に指定されている中島ため池と2級河川花渡川水系中洲川の視察を行いました。


特に中洲川においては、総合流域防災事業として、過去に浸水の被害のあった集落周辺の橋梁と河川付替水路工事が、今年度から4、5年をかけて本格化する計画となっており、6月の地元説明会を前に関係者でその事業内容の共有と現地視察を行いました。


地元住民代表もお見えになり有意義な点検視察となりました。


地元住民ならではの視点で、日頃からお考えの寄洲、土砂の除去等についての要望もいただき、県の担当者に繋ぐこともできました。


先日、本市では雨・台風シーズンを控えて、災害対策本部会議を開催し災害へ対する備えを庁内で共有しましたが、改めて現場に出向き、防災へ向けた取り組みの重要性を再確認いたしました。


枕崎市長 前田祝成