本日、新たに本市居住の2人の新型コロナウィルス感染が確認されました。
感染された方に、心よりお見舞い申し上げます。
本市における、今回の新型コロナウィルス感染に関する市の情報発信について、様々なご意見をいただいておりますので、本市の情報発信に対する考え方を市のホームページで市長メッセージとして発信しました。
市民の皆様には、ご理解をお願いいたします。
https://www.city.makurazaki.lg.jp/soshiki/kenkou/17052.html
新型コロナウィルス感染に関する情報の公表について
今週に入り、本市居住の方の新型コロナウィルス感染が確認されました。感染された皆様に心からお見舞い申し上げます。
さて、今回の新型コロナウィルス感染に関する市の情報の公表について、様々なご意見をいただいておりますので、本市の情報の公表についての考え方をお示しさせていただきます。
感染者の発生に関する情報収集と公表について
まず、感染確認の情報発信の目的は感染拡大(二次・三次感染)を防ぐことです。そのために必要な情報のみを公表いたします。基本的には県が公表している情報がそれに該当します。
新型コロナウィルス感染者に関する情報は、感染症法に基づき鹿児島県が収集し、公表します。公表にあたっては、国の公表基準に基づき県が感染症の発生状況に関する情報を公開しています(公表内容は、感染者の年代、性別、居住地(市町村名)、行動歴、陽性判明日、濃厚接触者など)。
本市では、市内の感染者の公表にあたり、人権尊重と個人情報の保護、また、事業者等の風評被害が生じることがないよう十分配慮しつつ、感染拡大の防止を図るため、県の公表した情報に基づき防災行政無線や市ホームページ等で速やかにお知らせします。
行政機関、企業等が、在籍する方の感染が確認されたことを公表している場合がありますが、それはその組織の判断によるものです。本市でも、市職員の感染が確認された場合はその旨を公表することとしています。
感染者の居住地域や行動歴等の詳細情報の非公表について
市内で感染者が発生した場合、感染者が立ち寄った場所を知りたいという声もお聞きします。
感染者の情報につきましては、感染拡大の防止に必要な範囲で公表するとされているため、感染者の市内における居住地域や他者に感染させる可能性がない部分の行動歴等については、原則として県から公表されないことをご理解いただきますようお願いします。
保健所では、感染者の行動歴を調査し、感染リスクのある濃厚接触者を特定し、感染の有無の調査を実施します。市としても保健所に対し、行動歴調査と濃厚接触者の特定を可能な限り早期に実施するよう要請しています。
以上が、新型コロナウィルス感染に関する情報の公表についての考え方です。
市民の皆様にお願いです。本市での感染確認により、市民の皆様が大きな不安を持たれていることと思います。その不安を最小限に抑えるためにも、ぜひ誤った情報や根拠のない情報を発信することのないようにお願いいたします。発信、拡散しているつもりはなくても「 ~ らしい。」という話だけでも様々な噂が広がってしまうことがあるということを、ぜひ意識していただけるとありがたいです。不安な日々で、皆様にはご心配をおかけいたしますが、このような時だからこそ、心を一つに、この感染症を抑えてまいりましょう。
市民の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。