今月のコラムは、文責。


コラムを書き始めて2年が経過しました。


3年目からもよろしくお願いいたします。



 文責(ぶんせき) 辞書によると、「書いた文章についての責任。談話を記事にした場合などの、書かれた文章についての責任。」と説明されています。

 このコラムを始めてから2年が経ちました。これまで投稿したコラムは24編、それぞれに自分の思いを綴ってきました。市長に就任してから、いろいろなところで挨拶をしたり、文章を残したりすることが増えて、一言一言に気持ちを込めなければならないとの思いが日を重ねるごとに強くなるのを感じます。このコラムのように文が残るもの、つまり「書きもの」については、特にその思いが強くなります。そういう中で意識するのが「文責」ということ。

 このコラムは、今回で25編め。毎月、広報まくらざきに寄稿するたびに多くの市民の皆さんに読んでいただくことになります。そのほか、私は3年前からブログを綴っています。これまで投稿した数は、900近くになります。投稿した日には、1日で200から300の数のアクセス数があります。多い時には1日1,000アクセス近くにのぼることもあります。それだけ多くの人の目に触れる文章、そこには「書く」ことに対する責任が当然のようにともないます。決して、書くことが得意なわけではありませんが、伝えるべきことは、常に自分に確認しながら、書くようにしています。

 以前の職場で、広告の仕事をしていたことも自分にとってプラスになっているのかもしれません。その時は、文章を「書く」ではなく、文章を「選ぶ」ということが仕事でしたが、九州ナンバーワンのコピーライターと真剣勝負をしていた経験は、私の大きな力になっているようです。そのような経験を持てたことには、感謝しかありません。

 さて、3年目に入った市長コラム、これからも思いを込めて「書く」ことを続けてまいります。


枕崎市長 前田祝成