3月定例会で、地元高校の活性化について質問をいただきました。


少子化が急速に進む中、地元公立高校では生徒集めに努力をされている状況で、地元自治体として何ができるのか、しっかりと取り組んでまいります。


答弁は以下のとおりです。



 人口減少が続く中、今後一層の地域活性化を進めていくためには、地元高校と連携し、高校に地域振興の核としての役割をになっていただくことが、大変重要であると考えております。

 現在策定中の第6次総合振興計画・後期計画においても、「各高等学校の特徴を生かした高等学校の教育の推進」について、施策の概要として「高等学校教育との連携」を掲げているところです。

 本市の2つの高校につきましては、枕崎高校野球部の近年のめざましい活躍や、鹿児島水産高校のSPH(スーパープロフェッショナルハイスクール)としての研究成果など、地元高校生の様々な活躍が見られるところですが、今後とも、学校の持つ魅力を一層高め、生徒はもとより、その保護者からも選んでいただけるような学校づくりに取り組んで頂かなければならないと考えます。

 そのために、市として、高校に対してどのようなことができるかを考えたとき、まずは、生徒たちが生き生きと取り組める活動、例をあげれば、一昨年、枕崎高校が公益社団法人日本青年会議所九州地区ブロック大会と共同で実施した「SDGsイベント」のような外部から注目を集めるような取組や、新年度からスタートする本市の「スポーツ・文化振興課」が行うスポーツ、文化を通じたまちづくりの取組などの実施にあたり、高校と連携・協働し、その実現にむけた支援を行うほか、その様子を広く情報発信することなどで、高校の魅力づくりに協力することではないかと考えます。




県立枕崎高校、県立鹿児島水産高校の2校がありますが、それぞれの特徴を生かした学校づくり、市としてはこの2校がさらに輝くような活動のサポートを行なってまいります。


すでに、新年度には新しい活動も予定されていますので、しかりサポート、情報発信に努めてまいります。


ご期待ください。


枕崎市長 前田 祝成