今月15日に、本市で10人目の新型コロナウイルス感染者が確認されて、明日で2週間になります。


今回の本市での一連の感染については落ち着いた状況ですが、全国的には各地で感染が広がっていますし、県内でも与論島でのクラスターが発生するなど、厳しい状況が続いています。


昨日までの4連休は、Go to キャンペーンがスタートするなど、感染拡大に警戒をしながらも、少なからず人の移動があった4日間でした。


これからは、経済を動かしながらこの感染症との共存を図っていく必要がありますが、何よりもおひとりお一人の感染予防、それぞれの施設における感染防止対策、感染拡大防止に向けたていねいな対応が必要です。


まずは罹らない、そして、移さない。


その中で、この感染症と共存してまいりましょう。


本市でも、感染確認を経験して、発生したときの対応について学ぶことも多くありました。


今回は、すべての感染経路を把握できていましたので、やるべきことがある程度、見えておりましたが、今後は経済活動が動き出し、人の移動が増えてくると、経路のわからない感染も増えてくると思われます。


初動がとても大切になってきます。


何度も申していますが、誰でも感染するリスクがあるわけですから、感染した人を温かく見守る社会を作っておかないといけません。


さて本市は、今週、731日に臨時議会を開会します。


その中で、このコロナ禍に事業者の皆さんが前を向いて、一歩踏み出すことができるように事業者応援資金の支給事業を提案いたします。


特に、宿泊業、飲食業の皆様には基準の支給額に上乗せした応援資金も用意します。


新しい生活様式の中で前向きに事業を継続していくために、少しでも糧になればとの考えで提案させていただきます。


さらに、来月も今後にむけた施策案を提案していく予定です。


それぞれ、具体的な内容については、お知らせできるタイミングでこのブログでもお知らせいたします。


この感染症との戦いは長期戦です。


今後、起こりうる状況をできる限りイメージし、その時なにが必要か、想像力をフルに働かせて取り組んでまいります。


枕崎市長 前田祝成