重たいニュースが入ってきました。
全国高校野球選手権大会全国大会の中止が決定したとのことです。
なんとも言えない思いです。
わが母校である枕崎高校と鹿児島水産高校の本市の2校も県の頂点を目指し、甲子園を目指して頑張っていただけに残念です。
この2校の定期戦を今年から本市で開催して、両チームに頑張ってもらおう、そして今年度から掲げた「野球によるまちづくり」を市民の皆さまにも感じてもらおう、と計画していたのが3月でした。
その試合も新型コロナウイルス感染拡大の学校の休校措置等により中止となっていました。
私の母校は、春の選抜大会の21世紀枠の鹿児島県代表にもなっていただけに、この夏にかける思いも強かっただろうと思います。
鹿児島県大会が現時点では、どうなるかはまだ決まっていないようですが、両校の3年生にはなんともつらい夏になってしまいました。
先に全国高校総体の中止も決まり、中体連の全国大会の中止も決まり、目の前から突然、目標がなくなるという中高生にどう声をかけていいか言葉が見つかりません。
指導者の皆さんも本当につらい思いをされていると思いますが、彼らにまず声をかけてくださるのは、指導者の皆さんです。
彼らが未来に向けて顔を上げて向かっていけるよう、声をかけてあげてください。
生徒たちと指導者のこれまでの努力は決して無駄になるものではなく、これからの人生の中できっと宝物になるはずです。
枕崎市長 前田祝成