今日は、小学校の卒業式の日。


先日の中学校卒業式とおなじく、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、卒業生と教職員、保護者だけでの卒業式となりました。


メッセージだけを送らさせていただきました。


小学6年生のみんな、卒業おめでとう!



祝辞


 本日、小学校を卒業される卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。6年間の小学校生活を終えて、4月から中学生として次のステップへと進む皆さんにお祝いの言葉を贈ります。

 今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、3月4日から学校が休校になり、卒業式もこのような縮小した卒業式になりました。臨時休校というこれまでに経験したことのない生活を小学校生活の最後に体験することになってしまったことに、私たち大人はとても申し訳なく思っています。その中で、皆さんはそれぞれ工夫してこの一ヶ月を過ごされたことと思います。その皆さんの努力に心から感謝いたします。

 さて、皆さんは本日、小学校を卒業するわけですが、この一年間は最上級生として、運動会や学習発表会、児童会の活動などで学校のリーダーの役割を頑張ってくれました。ありがとうございます。最上級生として下級生を引っ張っていった経験は、これから中学、高校と進む上でとても貴重な体験になってくると思います。

 枕崎市は4小4中ですので、ほとんどの児童の皆さんが同じ中学に進むことになります。これは、枕崎市の学校教育の特徴であり、強みでもあります。この6年間に築いた友情の絆を4月からの中学校生活でさらに強いものにしてもらいたいと思います。これから始まる中学校生活は、自分の将来に向けた、いろんな可能性を探す3年間になります。自分の夢に向かって、いろんなことにチャレンジしてください。皆さんの将来が素晴らしいものになることを期待しています。

 先生方には、子どもたちをいつも温かく、そして厳しくご指導いただきましてありがとうございました。今回は、臨時休校というたいへん不安な状況下でも、児童のために多大なご努力をいただきましたことに心から御礼申し上げます。

 保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。今年の卒業式が、このような形になりましたことを心からお詫び申し上げます。お子様方に取っては少し寂しい卒業式になってしまったと思いますが、ご家庭でぜひ温かくお祝いをしてあげてください。

 結びに、すべての卒業生の輝ける未来を祈念して、お祝いの言葉とさせていただきます。


令和2年3月24日 枕崎市長 前田 祝成