枕崎市内に設置されているアートストリート青空美術館の立体作品は99作品。
今年、市制施行70周年を記念して制作された100基めの作品が完成しました。
『枕崎 この地に生きる〜大切な命〜』と題した作品で南九州市在住の彫刻家、福元修一氏による指導のもと70組108人の皆さんがそれぞれ一つずつ違う御影石の球を磨いて作った素晴らしい作品が完成しました。
多くの関係者に南溟館にお越しいただき、盛大に除幕式を行うことができました。
ありがとうございます。
『生命(いのち)』をテーマに進める今年の70周年事業のシンボルが完成し、この先10年、20年、100年、200年とこの枕崎の未来をしっかりと見届けてくれるものと思います。
竹内まりやさんの『いのちの歌』という歌が昨夜、テレビから流れてきました。
『ふるさとの夕焼けの優しいあのぬくもり』という歌詞を聞いて、枕崎の南溟館はまさにふるさとの夕焼けを見られる場所だし、そこにこんなシンボルが建つ、市民の人たちの気持ち、命に寄り添えるそんな場所に育ってくれたらいいなと思います。
その歌詞ではないですが、『泣きたい日』や『絶望に嘆く日』にも、そして『嬉しい日』にも、ここにきて枕崎の風にエネルギーをもらってほしい、そんな場所になればと思います。
この作品に携わってくださった全ての人に感謝いたします。
枕崎市長 前田祝成
〈彫刻家の福元修一氏ご挨拶〉
〈鹿児島県南薩振興局のご支援をいただきました。寺地浩一振興局長にご祝辞をいただきました〉