本日、旧金山小学校体育館で本年度の枕崎市災害図上訓練が金山地区の市民の参加のもと、開催されました。


先日も宮崎県沖で最大震度5弱の大きな地震が発生しました。近年は全国各地で大きな災害が発生しており、いつどこでどんな大きな災害が起こるか、油断できない状況です。


今回は、鹿児島大学の総合教育機構共通教育センターから初年度教育・教養教育部門長で防災担当の岩船昌起教授を講師にお招きし、台風や局地的豪雨を想定した図上訓練を行いました。



金山地区の地域、地形特性に応じた状況下で、地域の皆さんがグループに分かれてご自分の居住状況や体力に応じた行動、避難のしかた、周りとの連携、助け合いなどグループワークを中心とした訓練を行いました。


「自助」「共助」の大事さが言われますが、一人ひとりの置かれている環境が違う中で今回のように地域の中でより具体的な想定の中での行動イメージの共有は、とても重要です。


図上訓練を経て、実際の災害行動訓練へ繋げていければ、さらに実りあるものになると思います。


このような質の高い訓練を多くの市民の皆さんに提供できるよう、行政も努力してまいります。


講師の岩船先生、ありがとうございました。


また、ご協力いただきました金山地区消防団の皆さん、各公民館長、参加市民の皆さん、ありがとうございました。


担当部門の職員の皆さん、お疲れ様でした。


枕崎市長 前田祝成