昨日、枕崎の春日鉱山と岩戸鉱山を視察しました。


現在、国内で金を採掘する鉱山は鹿児島県内の3鉱山で、その二つが枕崎市の春日鉱山と岩戸鉱山。(もう一つは伊佐市の菱刈鉱山)


春日鉱山は明治34年に鉱床が発見され、昭和4年に日本鉱業(株)が開発を開始しました。昭和16年から坑内採掘による採掘を開始し、昭和37年に日本鉱業(株)から独立した春日鉱山(株)が発足し、現在の露天掘りに全面切り替えしています。


昭和7年に坑内採掘、露天採掘を開始した岩戸鉱山は、(有)宮内赤石鉱業所による操業管理のもと、春日鉱山(株)が採掘を行なっています。こちらも現在は露天採掘のみです。


現場を春日鉱山(株)の品川社長にご案内いただき、製品出荷の状況、将来展望等もお聞かせいただきました。



両鉱山とも本市の貴重な資産であり、今後出来るだけ長く採掘が続くことが望まれます。


枕崎市長 前田祝成