昨日から参加している『全国都市問題会議』。

2日目の今日は、今回のテーマである『市民協働による公共の拠点づくり』についてパネルディスカッションが行われました。

牛山久仁彦氏(明治大学政治経済学部地域行政学科長・教授)をコーディネーターに、伊藤香織氏(東京理科大学理工学部建築学科教授)、奥山千鶴子氏(NPO法人子育てひろば全国連絡協議会理事長)、羽賀友信氏(長岡市国際交流センター「地域広場」センター長)、松本武洋氏(埼玉県和光市長)、楠瀬耕作氏(高知県洲崎市長)の5氏がパネリストとして登壇されました。


その中で、東京理科大学の伊藤香織氏がシビックプライドという概念を説明されました。
彼女が出している『シビックプライド』という2冊の本を読んでいて、私なりに本市のシビックプライドの構築というものを描いておりました。
その辺りの検証というか、自分自身が描く構想の今後の進め方というものを再確認できた、とても有意義な内容のトークセッションでした。

市民の誇りとなる『空間、場所』の重要性、必要性と、市民が自分の存在の意味を地域で感じられるかどうかという『自負』の重要性、この『空間』と『自負』をキーワードにシビックプライドを構築していくことが重要だと、再確認。
その構築のプロセスを行政だけではなく、市民協働で取り組んでいくこと、そのために市民参加を促していく、とてもやりがいのあることが待っている、そんな感覚を持ち帰ることができました。


来月の市民との語る会の中でも、市民協働というところも意識しながら、市民からいろいろな声を聞かせてもらおうと思います。

今回のホスト都市、長岡市の皆さんのあたたかいホスピタリティに感謝いたします。


来年はこの会議、鹿児島県の霧島市で開催されます。閉会式で霧島市の中重市長がメッセージを述べられました。来年の全国都市問題会議もきっと有意義なものになると思います。

枕崎市長 前田祝成

〈挨拶を述べられる霧島市の中重市長〉