火の女神ペレとハワイ島 | 前田文香オフィシャルブログ Powered by Ameba

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ゴールデンウィーク真っ只中に大きく噴火したハワイ島でのキラウエア火山のニュースが毎日気になります。

(いつもは穏やかなキラウエア火山の火口 ハレマウマウ★)


私にとって身近な場所だけに、驚いたような❗そうか、キラウエアならありえる❗と驚かないような……不思議な気持ちですが、日々色んな情報を確認しています。

世界でももっとも安全と言われるキラウエアも時には活発になり人々を脅かすこともあるのでしょう。


以前撮影した夜のキラウエアで海に溶岩が流れ落ちる映像がこちらです↓
(move-Earth Trip Hawaii)

この地球が生きていることを証していますね。この空気感は穏やかというよりとても強いエネルギーを感じ迫力があります。


ニュースをみていると、今回マグマが噴火した場所は上の写真の火口ではないようです。
新たに大地に亀裂を生んで吹き出したようなのです。


とあるニュースの記事では……↓

ハワイ諸島付近を震源とする今回の地震とキラウエア火山の噴火について、火山噴火予知連絡会の会長で京都大学の石原和弘名誉教授は「今回の震源の近くでは過去にも規模の大きい地震が起きている。過去の地震は、キラウエア火山の直下から周辺にマグマが動くことで地下の岩盤に圧力がかかり、発生したと見られていて、今回も同じようなメカニズムで起きたのではないか」と指摘しています。



ハワイ諸島の中でも今最も大きいハワイ島(Big Island)は、その島々の中でも、もっとも若い島なのです。

新しく吹き出したマグマが大地を形成して、長い年月をかけてプレートが移動し、ハワイ諸島の連なりが出来ています。

一列に並んでいるのでプレートがどの方向に移動しているかがよくわかりますね。



途方もなく長い年月を経てこのような地図に。
でもしかし、たった今これが地震とともに形成の新たな一歩が起こったのだと考えたなら、新しい進化の時✨ようにも感じる私です。


今日のラジオの収録でもお話したのですが、
ハワイ島の人々は天災、特に火山の噴火に関してはいつでも起こり(怒り)うる心構えを持っているのです。

というのは、キラウエアにはペレという女神さま(madam Pele)が住んでいるため、その怒りには決して逆らわないという意識がハワイ島人々には強く根強いているのです。


だから噴火や溶岩が道路を塞いだり家を焼き付くしても、ペレの意思だから仕方がない。。
と考えます。(ネイティブ以外の移住をしてきた方々に関してはわかりませんが)


その心構え、意識の持ち方は
自然の生命のあるがままの意志を尊重しているということなのです。

そのスピリットはその大地にいても感じます。あるがままの自然が残されています。
少しずつハワイ島にも人の手が加えられ観光化が進みつつありますが、まだまだ、日本のような作られた景観は極々少ないです。


日本の震災の被災地の現状を思うと、全てに大きな意識の違いを感じることがあります。

(火の神ペレの髪の毛といわれる、出来たてホヤホヤの溶岩の繊維)



天災を敵や恐れと感じるのか、、
共に地球に鼓動を重ねる私たちへ、我々も生命だと教えてくれているのか。

その感じ方の違いは
私たちの生きている意識の軸にもよります。


人生の創造のプロセスに、
ハワイ島との繋がりはわたしを成長させてくれました。


夏にはまた  ハワイ島の大地を感じに渡ってみたいなと思っています。





わたしのFacebookページでもシェアしていますが、blogでも現在の現地の情報をシェアしたいと思います。

↓ ↓ ↓

【現地の最新情報まとめ🌋】
ハワイ島★キラウエア火山の噴火と地震、
観光について…

💮現在ハワイ島のニュースによると、多発している地震のため、安全上、ハワイ火山国立公園が閉鎖となっているようです。

ハワイ島は世界屈指の火山活発地域。5つの火山帯、4つの活火山、1つの休火山があり、キラウエアは活火山4つのうちの1つ。
日頃から付近に溶岩が流れており、小さな地震も多いエリア。

今回は、前もって噴火が感知されていたため、近隣住民には避難勧告が出された(人的被害は報告なし)。

💮一般観光客の滞在地であるカイルア・コナ、ワイコロア、マウナラニ、ハプナ地区は該当エリアから車で2時間以上の距離でまったく影響なく、コナ空港の営業も通常通りとのこと。

また、該当エリアから車で約40分、約40kmにあるヒロ地区のホテルおよびヒロ空港も通常通りのオープン。

💮さらにハワイ火山国立公園内キラウエア火山にある観光名所、ジャガーミュージアム、ハレマウマウ火口、溶岩洞窟、イキ・トレイルといった場所についても現在問題なく、オプショナルツアーなどの観光にも影響は出ていないとのことです。

(地図の赤いポイントが噴火エリア。ハワイ島にお住まいの方、ご旅行の方は、現地で発信される最新のニュースにご注意ください)



ハワイ島の地図

赤い場所が今回の噴火があった場所。
そこから左に目を移すと、ボルケーノというのがありますが、そこがいわゆるキラウエアの火口があるところ。東側に移動しています。

わたしがいつも滞在するコナは、島の反対側の西にある、海側から15分車で走らせたフアラライ山の中腹標高700メートル付近。
(黄色い点のある場所あたりです)


東北の大震災のときは、何と、ハワイ島のコナの海にも大きな津波がやってきて、ホテルが浸水したのです。
今回は津波のない地震で、本当に良かったです。



ペレさん、被害を最小限にしてくださり……
ありがとうございます。