再び石巻へ戻ってきました
今回は白山ジオトレイルで出逢ったメンバーで
石巻在住の秋山さんにうまく再会することが出来ました
お忙しい時間の中
様々な意味の有る場所へ案内してくださいました
沢山の住宅がひしめき合っていた場所は今
緑の草原が広がっています
そんな津波の被害が一番大きかったこの地に住み
子ども達に教えていたサッカーグランドも
通っていた中学校も今は跡形もなく消えてしまったそうです
秋山さんもあの日 運よく一本の電話がなったことで
ご自身も危機に遭遇することから逃れたのではと話していました
ご家族は無事でした
唯一立っていたのが塩害で枯れた木々
6.9メートルの高さの真っ黒の津波がやってきた場所は今
長く高く頑丈な防波堤が新しく張られ
せっかくの美しい海を眺めることは出来なくなってしまいました
震災後にトレイラーで作られた店舗やお家があちらこちらに
★トレイラーハウス協会
女川湾を望む町役場のある高台は
テレビ局がよく報道を行っていた場所
私の指先の高さ程まで潮が押し寄せて上がったんだそうです
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こちらは
水産業で成り立つ女川町にある大型施設(津波対策を施した大型冷蔵庫)は
中東カタールより20億円の復興支援金を受け建設されたそう。
下の部分は浸水しないよう柱だけの構造になっています
この看板は…
震災直後に黒澤さんという親子(がんばろう!石巻の会)が手書きで書かれたもの
海に向かって掲げてありました
精神的にも金銭的にも まだまだ苦しい現状が続く被災地
住民の中にもあの時の苦しみから強くなれることもあれば
萎えてしまうものも
ストレスから大切なものを感じられなくなったり
私達には到底理解出来るものではありませんが
どんな人にもこの現状が他人ごとではないことだけは
ここへ来てさらに理解できます
地球は世界はどこも密接に繋がりあっています
秋山さんが子ども達などと関わったり
自然界へ身を投じるチャレンジをされたり
様々な活動も この場所にいるから湧き出すエナジーがある
沢山の学びと共感を覚えました
自分を生かす大切さを更に深めたいです。