タスクフォースによると「シエラマドレ号」があるアユンギン礁周辺海域には中国の海警局船舶や民兵が乗り込んだ民兵船が22日も展開して、補給活動を妨害、阻止しようとしたものの、衝突や危険な行動には発展せず無事に物資を届けることができたという。

万が一の事態に備えてフィリピン軍は周辺海域に海軍艦艇を派遣し、さらに米軍が状況を逐一注視していたこともあり、中国側も強硬手段に訴えることを避けた可能性がある。