日航の破綻。

日本は米国とは違います。GMと同じように再生できるとは限りません。

前のブログの続きになりますが。
「プレパッケージ(事前調整)型」の法的整理。アメリカの法律と日本の法律は、まったく違います。

アメリカは法的整理すると「まっさら」になります。しかし、日本では法的整理(民事再生/会社更生)して存続しても、現行法では労働債権を利回り分まで含めて裁判所が認める可能性が高い・・・んです。

だから、日航OBたちは「年金減額反対!」っていってたんです。会社が倒産しても年金が保護されやすいことがよく知られていたから。

そりゃ、再生機構はそんなモンにカネ出す気はサラサラない。日航を「再生」させて3年後に「売っ払う」為の資金拠出なのに、OBの年金に廻って何も「生まない」モンなんかに払うわけがない。たとえ政府に頼まれても国民はNOでしょ。「税金を貸す」んだから。

でも、減額したとはいえ年金を払うことになりました。また、従業員を一旦クビにして必要な分だけ雇うこともできませんでした。ほんで、一般債権(商品の売買代金)も保護されました。で、3年後にバラ色の黒字を夢見てます。

3年後の二次破綻問題。

ニュースが少なくなったから落ち着いたのではない。ニュース性がなくなっただけで、日航はイバラ道が始まったばかりです。
日航の破綻。

19日に会社更生手続開始決定され、堂々と破綻(プレパッケージ)した日本航空。一夜あけ二日たったらさすがにニュース、新聞記事も少なくなったな。

が、被害を被った投資家、社員、OB、会社重役から声が。
「政権交代さえなければ」「ジミントウだったら・・・先延ばしできたのに」。本気で言ってるらしい。

負債2.3兆円ですよ?!。債務超過8,600億円って、フツーとっくに潰れてますよ!。

もし、ジミントウ政権のままだったら、カンリョー(国土交通省の天下り先)やセンセ(空港族)やギョーセー(政府の見栄)が確実に政府投融資という名で財務省に圧力を掛け「無駄金」と分かって金貸したでしょう。「ケーキカイフク」を夢見て。

もういちど。

債務超過8,600億円って・・・。負債2.3兆円ですよ?!。

一般的な会社の法務審査担当のオレとしては「雲の上のお話」ではありますが、「これしかない」ってことくらい解ります。あとは・・・

3年後の二次破綻問題。

日本は米国とは違います。GMと同じように再生できるとは限りません。
リスク回避。

今の部署のポリシー。っていうか、それが仕事。

いかに損する機会をへらせるか・・・取引先との駆引き・・・のハズが、ほぼ内輪(営業部)のケンカ。

「最大のリスク回避は仕事しないことだ!」

あほかっ!

・・・。

オレも営業部にいたから、よ~わかるけど。おまえ、ぶちょ~やろ。

こんな毎日。

「オレはえ~ぎょ~の味方やぞ!気持ちわからんとでも思ってんの?」

いまの決まり文句。そして上司から後でお小言。

「ガミガミ・・・だから営業出身は・・・。」

「(おまえも、どあほっや!)・・・モウシワケゴザイマセン!。」

誠の法務審査マンへの道のりは険しい。