7月10日。Twitterにて、元プロ野球選手のGG佐藤氏のコメントを見かけた。
「野球は時間で終わらない。点差がついてても終わらない。こんなスポーツは他にない。つまり、100点差ついていても逆転する可能性は0ではないということ。終わりがないから。これは人生に似ているんですよ。」
ものすごく素敵な言葉であると同時に事実でもある。
これはまたGG佐藤氏が言うから響くし染みるのである。
かつて北京オリンピックにて左飛を何度も落球し、たくさんの日本国民から袋叩きにあった。帰国後も西武では出場せずその後ヨーロッパで野球を続け、その後NPBに戻ってくるが、野球ファンの中ではエラーした人と言うようなレッテルを付けられていた。
しかし今では北京でのエラーを自身でネタにししつこいくらい自分で擦っている。ただ解説などメディアで見られる明るいキャラクターの彼を嫌いな人間はいないだろう。
GG佐藤氏の自虐で笑顔になった人間や、勇気づけられた人間もいるはずである。かく言う自分もその一人である。
あの経験によって、彼にしかわからない苦悩や彼にしかできない鼓舞が出来るがゆえにこの言葉が出てくるのだろう。
良い言葉を聞いた日であった。
今日も一日穏便に過ごさせていただきありがとうございます。皆様にいいことがありますように。
まえっち