3月11日。14年前地震が起きた。当時は小学生。図工の時間で絵の具を使っており、筆を洗う水が絵にかかってぐちゃぐちゃになった。
だが東北の地はぐちゃぐちゃでは済まなかった。
勝手に実家と言っている、母親の実家が気仙沼にある。気仙沼は燃料タンクが津波に飲まれ焼け野原と化した。
幸い家族は無事だった。しかし母親の母校は跡形もなくなり、亡くなった知り合い・同級生もいる。
地震当時、気仙沼にサンドウィッチマンさんがロケに来ていた。お二人は以降、頻繁に気仙沼で無料ライブを開催してくれている。
いろんな人たちが自分たちにできることを沢山してくれている。
自分は未だに沿岸を工事している姿を眺めているだけである。
自分は誰かが笑う、元気になることをする人間になる。
今できることは、風化させないこと、現状を書き記すこと。
また”実家”に帰りたい。
東北と一緒に成長する、これが今自分がするべきこと。
今こうして普通にいられることにありがとう。
今日も一日穏便に過ごさせていただきありがとうございます。皆様にいいことがありますように。
まえっち