1月8日。Youtubeのおすすめに、『ひるおび』で26年ぶりに日本一となった横浜DeNAベイスターズ南場智子オーナーに取材した内容の動画が出てきた。

 

 

 

自分自身、元野球部であり横浜ファンである以上、視聴しないという選択肢はなく、さっそく再生したのだが、20分にわたる尺でYoutubeに上がる取材した動画の中ではかなりボリューミーな動画であった。

 

 

 

加えて中身が想像以上に深いものであり、知らぬうちに20分が経過していた。

 

 

 

内容としては、横浜のTBS暗黒時代からの身売り、IT企業視点からの球団改革、近年実力を有してから日本一達成。そして南場オーナーのインタビューという流れなのだが、そのインタビューで興味深い言葉がいくつかあった中、自分にとてつもなく刺さる言葉があったため、ここに残したいと思う。

 

 

 

南場オーナーがインタビュアーから「挫折はなかったのか」と問われたことに対し、「挫折ばかり、挫折は多い」と返答していた。

 

 

 

では失敗をどう乗り越えてきたのか。南場オーナーは

 

 

 

「這い上がり方を見せるチャンスと切り替えられるようになった。物事が上手く進んでいるときは、いい人でいることや正しい判断をすることは容易い。しかし、ドツボに嵌っているときにその力を見せられたら本物。その力を見せられるチャンスかもしれないと思って頑張ることにしている」

 

 

 

こう答えていたのである。

 

 

 

今現在、自分自身しんどいなと思いながら生活して毎日を過ごすことが多いが何かこの言葉がオアシスのように感じた。

 

 

 

自分は中学生時代に人間関係や家庭環境に悩み、疲れ、半ば自暴自棄のような形になりつつも、何とか人には少したりとも見せぬよう隠し通してきた。(つもり)

 

 

 

その時に、今では職業として認められつつあるがまだそうでない時期に「好きだから」と話し一心不乱にそれを楽しみ自分を表現している人を見て、ものすごく素敵だと感じた。人に感情や思考を見せぬとしてきた自分と対比するという点で真逆なことをしており、自分の好きなことをただひたすらする人に憧れを持った。そして高校から家庭環境は改善されないものの、人間環境で悩むことはなく周りの友人らのおかげで今まで生きてこれた。

 

 

 

これを機に、「自分の好きな「ゲーム」をプレイし、たくさんの人間に楽しんでもらう。そして過去の自分のような人に対して、その人の救いになっれば、何かきっかけをもってもらえれば」と思い、ゲーム配信を始めた。

 

 

 

まだ全然食べていけるような結果は出ていない。

 

 

 

登録者数も27人。この状況がちょっとしんどい。

 

 

 

ただ毎週動画のアナリティクスが出た時にいつも登録してくれた人たちが見てくれている。

 

 

 

その人たちの支えにもエンタメにもなっているかなどわからない。

 

 

 

でもこの時期に、いいことをする・正しい判断を下すということを見せられれば、それこそ今を苦しんでいる人たちへの大きな支えになるのではないかと信じて突っ走れる。

 

 

 

ちょっときついなと思っている自分に精神安定剤となってくれた言葉だと思っている。

 

 

 

見てくれている27人に力を見せるチャンス。

 

 

 

これから動画編集。今日から這い上がる。

 

 

 

今日も一日穏便に過ごさせていただきありがとうございます。皆様にいいことがありますように。

 

 

 

まえっち