みなさん、こんにちは
院長の高橋です
コンタクトをしている人の数は全国で
1500万人~1800万人
これだけの人がコンタクトを使っていると中には目の調子が悪くなる人もいます
その人たちの中で
「コンタクトを中止してください」
と言われるのが嫌で自力で頑張る人が一定数いるのですが
結局状態が悪くなってどうにもならなくなると眼科に来ます
角膜は透明の組織なので炎症などで混濁してしまうと
炎症が治まった後も混濁が残り
視力が元の状態に戻らないことがあります
混濁が強ければ失明することもあります
炎症が強いほど混濁が濃くなる可能性が高くなるため
できれば炎症が軽いうちに治療することが望ましいです
そんなこと言われなくてもわかっていると言われそうなのですが
ここから先がポイントです
「ドライアイやアレルギー性結膜炎の点眼薬は
コンタクトの上からつけられるものがある」
必ずしも、調子が悪いからと言って
コンタクトを中止しなければいけないことばかりではありません
コンタクトを使用したままでも
その上からできる点眼薬で状態が改善しそうなら
点眼薬を処方してコンタクトは継続してもらえます
私はコンタクトの患者さんに対して必ず
「特に調子悪いことはないですか?」
と聞きます
その時に少しでも気になることを言ってもらえれば
状態が悪くならないように点眼薬を処方できます
コンタクトの上からつけられる薬は効果としてはマイルドなので
状態が悪いようなら中止してもらうこともありますが…
いずれにしても
症状の軽いうちに手を打っておけば
一番避けたい「コンタクト中止」になりづらくなります
気軽に相談のできるかかりつけの眼科があるといいですね
