先日の王位戦で
気になったポジションを紹介します。
7ポイントマッチの4-4、
3away-3awayのゲーム終盤。
途中で黄色からキューブが動き、
その後、
黒がレースを追いつき、
1ポイントに6枚を重ねたところで
ダイスを振る手が止まります。
黒のダブルアクションは?
解析はリダブルーテイク。
ちなみに黒がスコアリードしている
3away-4awayでもリダブルーテイクで、
全てを決めに行けとのこと。
このとき、私は黄色、
黒はベテラン強豪のS平さん。
「3ロールポジションの先振りだよな」と
つぶやきながらのリダブルで、
なるほどと納得させられました。
確かに、黄色は一度でも2か4が出れば
3手かかりそうです。
私は不利だけど、
最低でも一度は振らせてもらえるし、
こちらに5ゾロ以上が出れば勝ちで、
25%以上勝てそうだと踏んで、テイク。
S平さん普通の目、私が幸運の65(!)、S平さん普通の目と進み、
黄色のラストロール。
「あの目(21)は振らないでね」という
S平さんの励まし(呪い)の言葉を受け、
ダイスの片方に6が見えて試合終了でした。
今回は結実しなかったものの、
ああいう局面で機敏にダブルを打てるのが
強豪たるゆえんだなあと
感じました。


