ずいぶん間が空いてしまいました。こちらのブログで取り上げていた事件に関して重要な情報があった時か、美咲ちゃんが出てきた時にでもまた何か書いてみようと思っていたところ、本日、世田谷一家殺害事件に関する表題のような情報が報じられていたので記事をアップしてみました。
下の画像の男ですね。こちら、私のブログでは「吉祥寺西友男」と名付けて取り上げていたのですが、この男を今年に入って警察が特定していたとのことです。
この男のDNA型を照合してみたところ、世田谷の事件現場に遺留されていたそれとは一致しなかったとのことですが、吉祥寺西友男のDNA型って、今回本人から採取したんでしょうかね。それとも、この男のDNA型を含むデータをもともと警察が保有しており(つまり前科あり)、それと照合してみたら一致しなかったとか、そんな感じなんでしょうか。たぶん今回本人から採取したのかなと想像するのですが・・・。
私は事件現場に遺留されていた血液は偽装工作等ではなく殺害犯の血液そのものだろうと思っているので、それと吉祥寺西友男のDNA型が一致しなかったということは、吉祥寺西友男は「事件と全く無関係の人」であったか(西友で購入した包丁も犯行に使用されたものと同型ではあるが全くの別物)、あるいは「犯人の知人か何かではあったが犯行計画については全く知らず、自分が西友で購入した包丁を心ならずも犯行に使用されてしまった人」、あるいは仮に凶器の調達を受け持ったいわゆる共犯関係にあった者だとしても、少なくとも「殺害の実行犯ではない者」・・・ということになるのかなと思います(あくまで私の中で)。
約4年前にこちらのブログで世田谷事件について取り上げた時、私はこの事件が複数犯による犯行であることを前提に(複数犯との心証は今も変わらずです)、
①「飛び出しマン(屋内に侵入する前に現場から逃走)」
②「吉祥寺西友男(屋内に侵入し殺害を実行)」
この2名を登場人物として犯行時の妄想話を滔々と書き記したのですが(約4年前に「世田谷一家殺害事件・その14」でアップしたものです。その時書いた内容は情けないことに自分でも細部までは覚えてないのですが大筋は先の2名を主軸に展開させるものだったはず。あとで読み直してみます)、
今回の情報から、吉祥寺西友男は殺害の実行犯ではないと個人的には思われるので、もしこれから読まれる方がいらっしゃるとすれば、あの話については今回の情報を踏まえたうえで読んでいただければと。
久しぶりの投稿でした。まだ目を通してくださる方がいらっしゃるのかどうかはわかりませんが、コロナ再拡大の兆しが見えている昨今、油断なさらず元気でお過ごしください。
一応、今回の情報ソースとなったテレ朝の記事も以下に掲載させていただきます。
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【独自】世田谷一家殺害21年 同型包丁購入者を特定(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
21年前、東京・世田谷区で一家4人が殺害された事件で、凶器と同じ種類の包丁を事件前日に購入し、イラストが公開されていた男性について、警視庁が最新の画像解析技術で特定していたことが分かりました。ただ、現場に残された犯人のDNA型とは一致しなかったということです。
2000年12月30日、世田谷区の住宅で、宮沢みきおさん一家4人が殺害されました。今月末で21年経ちますが、事件は未解決です。
現場の住宅には、凶器として使われた刃渡り21センチの「関孫六銀寿」という柳刃包丁が残されていました。
警視庁は、包丁を購入した男性について、防犯カメラの画像を元にイラストを作って2004年に公開し、情報提供を求めてきました。
捜査関係者への取材で、最新の解析技術で防犯カメラの画像を鮮明化することに成功し、今年に入り、この男性を特定したことが分かりました。
警視庁は、今後も最先端の解析技術を駆使して、容疑者を特定する作業の洗い直しを進めるとしています。(掲載終わり)