茨城県境町一家4人殺傷事件(容疑者逮捕その2) | 雑感

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茨城県境町一家4人殺傷事件

境町の件ですが、上のような岡庭容疑者の歩き姿(左)と湯河原の不審者の写真(右)を紹介して、「似てないか?」とするコメントがネットにありました。

それで二つを並べてみたのですが、見比べて思わず「クスッ」となるほど似てないですね・・・。

右の後ろ姿に「よっ! 岡庭君!」と声を掛けようものなら、その的外れ過ぎる呼び掛けに思わず仰天して振り返るシーンが連想できてしまうほどに、全く似てないと思います。

また足の運びについても、特徴的で似ているという声もあるようですが、岡庭容疑者は右足を前に出しており、湯河原の不審者は左足を前に出しているという点でも大きな違いがありますし、
岡庭容疑者が青チェックのパジャマ、湯河原の不審者が青チェックの紙袋ということで、青チェックが好み?という点では共通しているのかもしれませんが、パジャマと紙袋は根本的に違うものかと。

比較してみてわかる通り、別人であるものと思います。

思うに湯河原の事件もかなりの異常者による犯行なので、岡庭容疑者とはまったく別の、少年院から一時的に抜け出してきていたような人物による犯行ということは考えられないのかなと。

例えばその人物が殺人未遂などを犯して少年院に入り、しかし何らかの理由で一時外泊した際に実は監督者の目を離れていた時間帯があるとか、
場合によっては一時的に少年院を無許可で抜け出し(脱走し)、その後に何食わぬ顔で戻ってきたことがあったとか、
そして少年院を一時的に抜け出している間に人を殺しに行こうと思ったが、一時抜け出し中につき色々装備も間に合わなかったので、手に(手袋の代わりに)靴下をはめて指紋対策としたり(まるで決定的な前科があるかのような行動です)、ナイフの準備ができてなかったので道端で拾った(盗んだ)鉄パイプで殴りつけたり、押し入った女性宅の包丁を使って殺害したという可能性は、まったく考えられないのでしょうかね・・・。

そうに違いないと言いたいわけではなく、その可能性はかなり薄いとは思いつつも、
「では1ミリもその可能性はないのだろうか?」
「警察はその可能性は100%無いものとして、間違いなく把握しているのだろうか?」
ということが---少年院の外出とか外泊とかのことについてまったく知識がないので---少し気になるところではあります。

ところで、境町の被害者一家の次女に吹き付けた催涙スプレー様のものについて、岡庭容疑者は事件前にクマ撃退用のスプレーを購入していたことが判明しているとのことでしたが、
そのクマ撃退用スプレーの購入時期は事件の3か月前であり、そのスプレーには事件現場で検出されたものと同じ成分が含まれていたとのことです。

また、岡庭容疑者はサイクリングが趣味とのことで、自宅からはスポーツタイプの自転車も発見されているとのことでしたが、1台ではなく数台が押収されているとのこと。

岡庭容疑者が事件前に被害者宅付近の情報をネット検索していたという記事もありましたので、以下にその一部を紹介させていただきます。

茨城一家殺傷 容疑者、事件前に現場付近をネット検索 下調べか(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

「(前略) 殺人容疑で逮捕された岡庭由征容疑者(26)=埼玉県三郷市鷹野4=が事件前に、インターネットで小林さん方付近の情報を検索していたことが捜査関係者への取材で判明した。茨城県警捜査本部は、岡庭容疑者が現場を下調べした上で計画的に襲った疑いがあるとみて裏付けを進める。
捜査関係者によると、県警が岡庭容疑者のパソコンなどを調べたところ、事件現場となった住宅付近の情報をネットで検索した履歴が残っていた。
また、事件と別の日に撮影したとみられる、現場付近の画像もスマートフォンから見つかった。
これまでの調べでは、岡庭容疑者と一家との接点は確認されておらず、現場で現金などが奪われた跡もなかった
捜査本部は動機の解明を進めるとともに、ネットで小林さん方周辺を検索した経緯についても調べる。
(中略) 
捜査関係者によると、岡庭容疑者は容疑を否認しているという。
この事件では小林さん夫妻のほか、14歳の長男も刃物で刺され、13歳の次女も催涙スプレーのようなものを噴射されていた。捜査本部は長男と次女への殺人未遂容疑も視野に調べている。(森永亨、長屋美乃里、川島一輝)」