福島県南相馬市・増山ひとみさん失踪事件(令和元年の雑感) | 雑感

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増山ひとみさん失踪事件

(長女失踪で打ちひしがれた家族をイタ電でいたぶる老婆の内面。画像はイメージ)

 

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平成6年(1994年)2月に福島県の南相馬市原町区(旧・原町市)で起きた失踪事件で、例の、耳元で老婆の熱く湿っぽい吐息が聞こえてくるかのような

 

「お姉ちゃんだよぉ・・・」

 

というイタ電で有名な事件なのですが、なぜかこれまでなんとなく気が向かず、取り上げていませんでした。

 

自分的にその理由は、「未解決事件」というよりは、警察による職務怠慢事件という(ウンザリな)印象を抱いているからなのかなあと・・・。

 

結婚が決まったひとみさんの車に落書きし、傷をつけ、無言電話をかけ、最後に呼び出して---死亡が前提で申し訳ないですが---殺害したのはすべて同一人物だと思われ、それが誰かはバレバレだと思うのですが(殺害と、特に遺棄に関してはおそらく共犯ありかなと)、警察から厳しい追及を受けたという話も聞かず、当然、捕まってもいません。

 

イタ電の老婆も、増山さん宅と同じ局番の公衆電話からかけてきたとのことですが、特徴的な声で、知ってる人が聞いたら一発ではないかと思いますし、「ひとみだ」と名乗っている以上、失踪事件との関連を前提に聞き込みをして人物を特定するべきだと思うのですが、特定したとの話もないので、これもやはり警察は何もしなかったのかなと。

 

暴力団であるとかラーメンであるとか、ググればすぐ出るレベルの地元の噂はいろいろありますが、ここでは割愛します。

 

ざっくりとしたところですが、以下に、事件の情報を掲載させていただきます。

 

 

 増山ひとみさん失踪事件

 

1994年(平成6年)2月19日午後1時10分ころ、当時21歳の増山ひとみさんが、福島県南相馬市原町区(当時は「原町市」)内の勤務先から帰宅途中、行方不明になった事案です。

 

増山さんの使用車両(スズキ・アルトワークス 黒色)は、南相馬市原町区内(高見町1)で発見され、所持品はすべて車内にありました。

 

当時の増山ひとみさんは、

 

・年齢: 21歳(1973年2月5日生まれ)

・身長: 158cmくらい

・体格: やせ形

・特徴: 両頬にえくぼ、右鼻もとにほくろ

・上衣: 胸に”BENETON”の文字入り灰色トレーナー

・下衣: 紺色ジーパン、リーガル製のベージュ色と黒色のコンビの革靴

・勤務先: 南相馬市原町区日の出町(当時は原町市日の出町)の歯科医院(ひとみさんは助手兼事務員だった)

 

・その他の情報:

ひとみさんは3週間後に結婚式を控え、失踪当日(2月19日)は最後の出勤日だった。

婚約が決まってから、自宅に無言電話が相次いだり、車にひどい落書きをされる~傷を付けられるなどの嫌がらせを受けていた。

失踪前の1月25日、ひとみさんは手帳に、婚約者について「(彼には)切れてない女がいたらしい」として、婚約者の愛人(前カノ?)に関するメモを残していた。

失踪当日の2月19日、職場の歯科医院に、ひとみさん宛てで電話があった(女性の声)。この時、ひとみさんが時計を見ながら電話の相手と何かを話していたのを同僚が目撃している。

同日13時10分、ひとみさんが勤務先の歯科医院を退社した。

退社後の足取りがわからず、原町区高見町1に車を放置したまま行方不明に。

 

失踪翌年(1995年)の1月4日、実家に中高年女性の声で不審な電話が掛かってきた。

電話のやり取りは以下。

 

妹 「はい増山でーす」

女 「もしもし」

妹 「はい」

女 「おねえちゃんだよ」

妹 「はいっ?」

女 「おねえちゃん」

妹 「誰ですか?」

女 「おねえちゃんだよぉ」

妹 「どちら様ですか?」

女 「ひとみです」

妹 「はぁ?」

 

ここで相手は電話を切った。

のちの警察の調べによると、この電話は同一局内の公衆電話からかけられたものだったという。