世田谷一家殺害事件・網戸の件での追記その1 | 雑感

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世田谷一家殺害事件

 

※※ パソコンからご覧の場合で、画像によってはクリックしても十分な大きさにまで拡大されず、画像中の文字その他の細かい部分が見えにくいという場合があります(画像中に細かい説明書きを入れている画像ほどその傾向が強いです)。その場合は、お手数ですが、ご使用のブラウザで、画面表示の拡大率を「125%」「150%」「175%」等に設定して、ご覧いただければと思います※※

 

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これまで取り上げた事件について、追記しておきたいものがありますので、こちらも、平成が終わるまでにということで、いくつか書かせていただきます。

 

一つは、三夜沢赤城神社主婦失踪事件の、この神社の女子トイレの個室の数について(ある方が教えてくださったのですが、その方ご自身がお書きになってないので、貴重な情報につき、こちらで紹介させていただこうと)、二つ目は、世田谷一家殺害事件の「網戸」の問題、三つめはヒンターカイフェックの関係、思いつくのはこの三つですが、まずは、世田谷の、「網戸」に関することから書いてみます。

 

(世田谷事件についてあまり詳しくはない方にもわかるような書き方ではなく、世田谷事件についてある程度はご存知の方々に向けての、いわば、内輪の話になりますので、関心のない方は読み流していただければと。)

 

世田谷の事件について、2017年に書いてみました。

 

その後になされた警察発表で、「これは事件の見方を変えるきっかけになる、まったくの新情報だ、是非、取り上げて細かく見てみたい」・・・というほどの情報は、自分的にはなかったのですが、

 

一方で、警察発表以外の、一般の、この事件について検証されている方から、中2階風呂窓の「網戸」について、

 

「ポッポ公園のフェンスに直接立てかかっていたのではなく、フェンスから少し離れた小さな植物に立てかかっており、その網戸とフェンスの間に鑑識の男性が立って作業をしている。網戸のこの状態は、従来いわれていた『フェンスに直接立てかかっていた』ということとは違う『新事実』だ」

 

という指摘がなされ、それを「新事実」とする理由の一つとして、以前に私が2枚を1枚に合成して、私のブログに掲載していた画像が紹介され、また、それとあわせて、私のブログ記事も紹介されていた・・・ということがありました。

(「 」でくくるのを多用すると、棘のある文章に見えてしまうのですが、そんな気はまったくないですので、その点は誤解なきようお願いいたします。)

 

それをされていたのは、私が世田谷事件の事実関係を調べるときに、大変に参考にさせていただいた、ブログ『負け犬の遠吠え』管理人のmonaziteさんです。

 

monaziteさんは、2018年9月24日の記事で次の二つの写真を紹介され、(2枚目が、私が2つの写真を1つに合成し、2017年にブログに掲載していたものです)

 

世田谷一家殺害事件

世田谷一家殺害事件

 

そのうえで、1枚目の画像中央やや右寄りに見える「網戸」と思われる物体(網戸であることに異論はないですので、以下、「網戸」とします)について、

 

. 網戸は小さな植物に立てかかっており、その網戸とフェンスの間に、鑑識の男性が立って作業をしている

 

. 1枚目と2枚目の画像から、その鑑識の男性の頭がフェンスより上に出ていることがわかる。とくに、2枚目の、フェンス上に大きく頭を出している様子からして、このフェンスの高さは、従来言われていた「2m」ではなく、「1.8m」ではないか。(この部分について、monaziteさんの文章を引用させていただきますと、「そうじゃないと鑑識の人がいくら大きいとしても2メートル20センチぐらいはあったか、何かに乗っていたとしか考えられないからだ。」)

 

ざっくりと上の2点を、新たな事実として示されたと。

 

参考までに、1枚目の画像の中央あたりを拡大したものも掲載します。

 

世田谷一家殺害事件

 

ただ、いずれにしても---画像やブログの紹介自体は自由になさっていただければと思っているのですが---私がこの件でやや困惑したのは、私が合成した画像がその「新事実」を裏付ける理由の一つとされ、私のブログ記事も紹介されてはいるものの、私自身が、それを「新事実」だとは思えなかったのですよ・・・。

 

この中2階風呂窓の「網戸」の状況については、これまで、各メディアの記事の中では、

 

「フェンス(ポッポ公園側)に立てかけられていた」

 

あるいは、

 

「フェンスのポッポ公園側に転がっていた」

 

とされていたと思います。

 

そういった情報に加えて、下の2枚の画像(いずれも、警察による撮影)を見ますと、自分には、網戸はフェンスに立てかけられているように思えますし、この2枚の画像からすれば、網戸はポッポ公園側に「転がっていた」のではなく、「フェンスに立てかけられていた」というのが正しいのではないかなと。

 

世田谷一家殺害事件

世田谷一家殺害事件

 

上の1枚目の画像は、警視庁が2003年に作成して全国警察に配布したDVD(捜査方針周知ビデオ)に載っている画像ですが、DVDの作成は2003年とはいえ、警察が2003年になってから網戸を携えてポッポ公園に出向き、この画像を撮影したとは考えにくいので、そこに写っている周囲の植物の状況なども考え合わせて、やはりこれは、「事件発覚直後に、鑑識が現場の記録を収めた画像」だと想像しています。

(網戸の右横に、フェンスをぶった切るような薄桃色の縦のラインがありますが、この薄桃色のラインは、このラインより左が宮澤家、右が入江家ということで、警察が引いた仕切りのラインです。この薄桃色のラインとちょうど重なるところに、入江家の雨どいがあるのですが、いまのところは、とりあえず無視してOKかと。)

 

また、2枚目の「被害家屋」とされている画像も、警察によって撮影・公開されている画像ですが、この画像の、侵入口の候補の一つとされている「風呂窓」のあたりを拡大してみると、

 

世田谷一家殺害事件

 

赤矢印の先、風呂窓が中途半端な開き方をしていることが見て取れますが、それは次の画像の赤矢印(1番)の先とも一致しており(水色の線はとりあえず引いてみただけのものなので、ここでは無視してください)、

 

世田谷一家殺害事件

世田谷一家殺害事件

 

警察撮影の画像は、事件から日数を置いて撮影されたのではなく、「まさに、事件発覚直後に、鑑識が現場の状況を写真で記録したものであり、網戸も、事件発覚直後には、そこに写っている状況だったのだろう」という推測が可能ではないかと思います。

(フェンスの上に頭を出している男性は、白手袋に、おそらく小さなノートとペンを持ち、なにかを書き留めているのかと。)

 

さらに、上の警察撮影分の2枚に加えて、2014年の年末に放送された、元FBIプロファイラーのマーク・サファリック氏と、世田谷事件を担当した元警視庁刑事部管理官の廣瀬泰教氏が出演した番組でも、この事件を取材し続けてきたというテレビ朝日の猪ノ口克司朗記者が、世田谷事件について、

 

「これまでの社会部警視庁担当記者が、最優先に取材してきた事件」

 

と語ったうえで、CGによる再現現場として、次の画像を紹介しています。

 

世田谷一家殺害事件

 

2014年末に紹介されたこの画像では、網戸は、フェンスの公園側に転がっておらず、また、フェンスそばの小さな植物に立てかかってもおらず、フェンスに直接立てかかっており、すくなくともこの画像に、先の警察撮影分の2枚もあわせて考えれば、従来言われていた、「網戸はフェンスに立てかけられていた」という情報は、決して誤情報とは一蹴できない、確度の高いものであることがうかがわれるのではないか、と思っています。

 

いずれにしても、これらの状況から、網戸の状態について、従来言われていたこと(フェンスへの立てかけ)を打ち消して、新たな見解を「新事実」として示すためには、自分的には、それだけの確実な、強い理由が欲しいところだと思うのですが、最初に紹介した2枚の画像、すなわち、

 

世田谷一家殺害事件

世田谷一家殺害事件

 

こうした画像から読み取れる情報が、従来言われていた網戸の状態(フェンスへの立てかけ)を打ち消すだけの強い理由になるとは、自分には思えなかったと・・・。

 

ですから、monaziteさんが網戸に関する記事を書かれ、上の画像や私のブログを紹介されたときに、私も何か、この件について考えを書き込むなりすればよかったのですが、他の読者の方が、

 

「フェンス上に顔の出ている鑑識の男性は、脚立に乗っているのでしょう。フェンスの高さの規格は、1.5m以上ですと、1.8m、2mで・・・」

 

と書き込まれたので(私も、男性が何かに乗っているという点で、同じ意見です)、「頭がフェンスの上からあれくらい出る程度の高さの脚立(台座)」に乗っているとすれば---男性が、おそらくフェンスの上辺で手帳を支えながら顔の前でメモを取るようなあのポーズをとり、その左右の白い手がフェンスと同じ高さか、フェンスよりもさらに上に出ているところから、男性の首から上は、30~40cmはフェンスの上に出ているのではないかと---(この男性の腕の曲がり具合などにも注意しながら、壁の前で同じポーズをとり、手の高さから頭頂の高さまでを測ってみていただければと。)

 

世田谷一家殺害事件

 

とすると、例えばフェンスの高さを180cm、男性の身長も180cmだとすると、男性が乗っている脚立(台座)の高さは30~40cmはあると思われ、その脚立(台座)の後ろに小さな植物があったとして、その小さな植物の後方から斜めに立てかかっている網戸(枠も含めた縦サイズがおそらく58~60cm程度かと。後述します)が、あの写り方を、つまり脚立(台座)上の男性のヒザ上か、下手をすると腿(もも)のあたりまで掛かるような写り方をするのは、自分的には考えにくいと思われ、

 

世田谷一家殺害事件

 

もし、フェンス前の脚立(台座)に立っている鑑識の男性の後ろに小さな植物があり、その植物の後方から網戸が斜めに立てかかっているのであれば、おそらく(わかりやすく示せば)下の画像のような感じになるのではないかと思われ、(網戸のサイズはそのままに、位置だけを後方に移動。縦の長さ58cm程度の網戸なら、その上辺は、鑑識の男性の腿どころか、ヒザよりかなり下までしか掛からない、つまり下の画像のようになるのではないかと。)

 

世田谷一家殺害事件

 

しかしながら、その「脚立に乗っているのでしょう」という指摘があったあとで、monaziteさんもこの件では記事をお書きにならなくなったので、網戸の件への見方を保留されたのかもしれない・・・と思い、それなら、ということで、私もこれに関して、記事にすることをしないままになっていました。

 

世田谷一家殺害事件

(余談ですが、上の画像、問題の鑑識の男性の腰あたりから右斜め上に向けて走っている白い線は、フェンス中央の横の支柱ではなく、入江家の壁と地面の接地線のほんの少し上を通っている白色のパイプであり、この白い線があたかもフェンス中央の横の支柱のように見えている---錯覚---ので、ますます網戸とフェンスが離れており、その二つの間に男性が挟まっているように見える、網戸のフレームの一角が男性の太もものあたりまでかぶっているように見えるのは、撮影時の角度からそう見える瞬間が写っただけで、実際にはかぶっておらず、この画像の構図は、脚立か台座に乗った男性が手前であり、その奥側に網戸というものではないかと。他の画像なども使用した説明は、後述します。)

 

ところがその後、こちらも、私が世田谷事件の事実関係を調べるときに、大変参考にさせていただいた、ブログ『ASKAの事件簿』管理人のASKAさんが、去る3月18日の記事にて、この網戸の件について、monaziteさんの記事を紹介されながら、

 

「『フェンスに立て掛けられていた』という、従来言われていた状況とは、違っていた」

 

として、新たに判明した事実として紹介をされ、追認をされた形になっていて、

 

この世田谷の事件も含めて様々な事件について、長期にわたり、緻密かつ誠実に分析をされているASKAさんのサイトで、「網戸については、従来言われていた状況とは違っていた」とされることは、そのことから生じる意味合いというか、私などが変なことを言ってまゆつばで見られるのとは違って、この事件を考えている他の方々への影響の度合いというか、重みが違ってくると思うのですよ・・・。

 

 当初、ASKAさんの記事が掲載された日付を「3月23日」としていましたが、「3月18日」が正しいです。また、ASKAさんからは、4月15日に、「網戸の位置についての見解は保留として、今後検証していきたい」とのメッセージをいただきました。ASKAさんの記事については、網戸の件につき今後さらに検証をされるということを前提に、ご覧になってください。かえってこちらが恐縮してしまいました。ASKAさん、メッセージ本当に有難うございました。)

 

また、この網戸の件は、世田谷事件を考える人々にとっては、小さくはない論点の一つだとも思います。

 

そこで、網戸のことについて、別角度からの考えを記事にする意味があると思いましたので、今回、思うところを書いてみます。

 

(下の画像は、参考として使用する予定の画像です。また、フェンスの高さ---おそらく180cm---、男性の身長、脚立か台座に乗っているとすればその高さ、網戸の縦のサイズなど、すべてが未確定の中で意味があるのかとは思ったのですが、ミニチュアを作って撮影してみました。アマゾンの箱の前に、21cmの段ボールの切り抜きをつっかえ棒をして立て---ピンクの部分が縦3cm、つまりピンクより上が18cmで、180cmの男性が30cmの台座に乗っていることを見立てています---その向こう側に、想定される網戸のフレームを含めた縦のサイズの10分の1すなわち縦6cmの段ボールの切り抜きを立てかけ、元画像と似たようなアングルから撮影し、ピンクの台の上に、元画像から切り抜いた鑑識の男性を乗せ、高さが18cmになるよう、切り抜きの上辺と頭頂を合わせたものです。ピンクの部分には、手書きの下手な絵が描かれていたので、みっともないので塗りつぶさせてもらいました。

一つ一つのサイズが何もかも未確定なので、この通りだろうとは正直とても言えませんが、おおまかな構図としては、おそらくこんな感じだったのではないかと。

は、元画像から切り抜いた男性を乗せただけの図、は、奥にある段ボールの枠を幅1ピクセルの水色線で囲んで見えやすくした図、は、その水色線を中心にして幅3ピクセルの白線で塗った図、は、ピンクの台座の部分やその周辺を、元画像からコピーした樹木の葉などで覆った図。

おそらく、元画像はの状態だったため、ややこしいことになってしまったのではないかと想像しています。)

 

世田谷一家殺害事件

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